たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    みなさん、こんにちは。
    myFocuserPro2によるフォーカサー製作ですが、今回はちょっと変わってドライバー編です。
    myFocuserPro2は、製作したフォーカサーを使用するためのASCOMドライバーが用意されてます。
    これをインストールすれば、APTなどで使用することができます。
    もちろん、それを使っていたのですが、、、
    ASCOMドライバーの場合、それぞれのドライバーの設定画面でパラメタを指定して、接続を行うのですが、どうにもこの設定画面が使いづらく、また、接続も今一つモタモタするというか、なんというか、気持ち悪い動きをします。

    WS000038


    これがmyFocuserPro2の設定画面で、直接動作用のプログラムと画面を共有しているのかやたらとパラメタが多いです。このタブも好みではありません。

    もっとシンプルに、必要な項目だけに絞って操作も簡単な1画面にしたいなって思い、ASCOMドライバーを作ってみることにしました。

    まずは、本家ASCOMサイトでよく調べながら、開発者キットのASCOM Platform Developer Components (For Platform 6.5SP1)
    (ASCOM プラットフォーム開発者コンポーネント)をダウンロードします。

    どうやら、ASCOMは、.Netで開発するためのテンプレートをコンポーネントとして提供しており、その中には必要なASCOM用ライブラリもあり、それらを使って開発することで、基本のASCOMインターフェースや機能の実装ができるようになっているようです。

    そのほか、
    Developer Samples & Sources(サンプルソース)をダウンロードすると、汎用的な説明にはなってますが、大体実装する必要がある内容がわかります。
    実装には、実際の製作したフォーカサー側へのコマンド発行が必要で、その時は気が付かずArduinoに書き込んだファームのソースコードを見て考えていたのですが、コマンド一覧は、myFocuserPro2に用意されていましたのでそれを見れば簡単です。

    それで、できました。

    ASCOM Focuser Driver for TK.

    インストール後APTでフォーカサードライバー選択で、
    WS000039


    よしよし、出てくるぞ。。。
    つぎは Propertiesだ、、、
    WS000040

    おおおお!でた!

    うん、なかなか嬉しいですね。
    もちろん動作もするし、問題ありません。一応、やまぎりさんにもテストをお願いしたのでフィードバックがあれば対応しよう。

    そのやまぎりさんは、3Dプリンタでパーツを作ったりしているのですが、最近、新しいマシンを入手されていて、オフアキのガイドカメラにつけているヘリコイド用のEAFを作るといわれて、こんな画像をいただきました。

    と、最初の画像を探したんですが、見つからず。。。
    なんというか、それに便乗して私の分も製作していただきました。
    これです。

    190166228_527186378294398_370951380367371963_n
    190943549_349761576721705_5339431025854429219_n

    こういうものが作れる3Dプリンタはいいなって思うのですが、いかんせん設計図が書けません。
    私には使いこなせそうもないのであきらめてます。。。w
    なので、私は、これ用のコントロールアプリケーションを作ることに決めて、ASCOMドライバーを経由せずに単独でコントロールできるようにと作りました。

    機能はパラメタの設定と動作なので、基本的にはASCOMドライバーと同じですが、ASCOMドライバーと違うのは、GUIを持ったアプリケーションなので、主にその部分の開発になります。

    GUI部分というのは、実は思ったより大変で、しっかり、想定動作を考えて作りこむ必要があり、少々苦労をしました。
    また、最近の.Netには昔からあるフォームアプリケーションと、最新のWindows Presentation Foundation (WPF) というフレームワークがあります。
    当然最新のWPFの方が高機能でよいのでしょうが、普段あまり使っていない.Netなので、昔から知っているフォームで実装します(つか、新しいの覚えるの面倒だしw)

    ただ、フォームは確かに古いので、細かいところでできないことが多い。。。
    各コントロール(ボタンとかコンボボックスとか)の枠の色を変えたいと思っても、そんなプロパティはないし。。。非活性時の表示フォントや色を変えたいと思ってできないし。。。

    まあWPFでどこまでできるのかわかりませんから、自力で頑張るしかありません。
    こんな時は、自分で描画するしかないなと、カスタムコントロールをしこしこ作成して、途中、さすらいさんからの要望である、ナイトモードを備えたコントローラーの完成です。

    これが、TK.FocuserControl です。
    TKFC1


    初期表示は、使い勝手を考えて必要最小限の項目で表示にしました。
    必要なパラメタ設定は、ShowConfigボタンをクリックするとでてきますが、これも別画面にせずこうしました。
    TKFC2

    ナイトモード時
    TKFC3


    一応これでテストもかねて、やまぎりさんとさすらいさんにも使ってもらって、これもフィードバックがあり次第改善していこうと思います。
    TK.アプリケーションの誕生ですw

    もし、myFocuserPro2のEAFを自作されていて、テストをしてやろうという奇特な方がいらっしゃいましたらご連絡をください。ぜひ、お願い致します(^^)

    久しぶりの遠征なのに・・・、いや、だからか?

    新月期の土日は天気予想が悪いこともあって、連休最後の前日の前日。ちょっと遠征に行ってきました。
    遠征先では、さすらいさんがさすらって来てて、その隣に初めてお会いする、あみかんさんがいらっしゃいましたので、しばし歓談・・・

    さて、久しぶりの遠征で心配なのが忘れ物。
    現地について設営完了まじかで、ハイ、忘れた~!!!
    タブレット!
    必須機材ではありませんが、車の中から監視あ~んど操作をぬくぬくできません。
    スマホでRDもできなくはないですが、いかんせん小さすぎて私の眼には非常に不都合。

    仕方なく、外でPCモニタ見ながら撮影準備ですが、先ほどピントを合わせてアライメントもして調整したはずなのに、いざ、対象の試写をするとやたらと星がデカい!
    いくら何でもそんな簡単にピントがずれるはずないのになぁ。。。と、もう一度ピントを合わせなおして撮影しました。
    のちに帰宅後接眼部の根元の回転機構のねじを締め忘れているため、ほぼ真上の対象を狙ったときに動いたものと判明)

    いつもの通り、APTで撮影スケジュールを投入し撮影開始したので、周辺を散歩しながら久しぶりの星空を満喫しておりました。
    基地にもどってみると、なんだかやたらと暗い気がします。
    なにが暗いのかって、基地ではいろんな機材が動いているので、多少のPランプが漏れてます。
    それらが全くないのです。
    PCのキーボードを触ってマウスを触ってもモニターが付きません。
    ・・・・・まさかっ・・・・

    バッテリーの電圧計ボタンを押しても表示しません・・・バッテリー落ちてます。。。
    リチウムイオンバッテリーは限界までくると、突然電源供給が止まるのですが、まだ、そんな時間がたっていません。。。

    実は、設営時に気が付いていたのですが、このバッテリー、間違えて持ってきたんです。。。
    いつもは国内メーカーで購入した100Ahのリチウムイオンを使っているのですが、うっかりしてAliで購入した60Ahのやつを持ってきていました。
    当然60Ahあるのだから、それほど問題になることはないはずなのですが、このバッテリー本当に60Ahるのか疑問で、2回目の使用ですでに同じ現象が起きていました。(なので普段は自宅でテスト時などで使用してました)

    こうなると、すべてが電気仕掛けの基地なので何もできません。
    PCも動かないので何枚撮影できたのかも分からないしってことで、あきらめて撤収という事態になってしまいました。この時まだ23時ぐらい。。。ふぅ。。。

    帰宅後撮影画像を見てみましたが、何とか5分x2枚だけ撮影されていましたので、
    ストックしていたダークつかって処理だけしてみました。

    M97_geo
    M97(フクロウ星雲)
    Losmandy G11G 赤道儀
    TOA130 TOA35フラットナー+x1.6エクステンダー(約1600㎜)
    ASI533MC Pro+UV/IRCUTフィルター
    5分 x 2枚

    せっかくエクステンダー付けてるので惑星状星雲は撮りたかったんです。初めての惑星状星雲です。
    もう少し露出してきれいに写したかったなぁ。。。

    フォーカサー取り付け編はちょっとお休みして、せっかくベランダに機材を設置してるので撮影してみました。   
    ただ、拙宅の場合、撮れる空の範囲が狭いのでオリオンから夏の天の川がでてくる間のこの時期は面白くないって思ってたんですが、ステラリウムでなんかないかな〜って眺めてて、ヤツがいる事に気がつきました。


    ヤツはまさにこの時期が旬の天体ですが、撮影できる場所が限られているので私も過去一度だけしか撮影したことがありません。
    果たして、光害地のベランダから撮れるかなって思いましたが、ここはマンション7階で街明かりを無視して話せば目一杯下までひらけてます。
    まあ、やってみようということで、こんな感じに対象の少し上でガイドできるかテストしてみました。
    IMG_1149


    なかなかの角度ですがこれでもなんとかガイドしてくれましたので撮影スケジュールをセットして就寝。。。
    翌朝見てみると南中後数枚撮影した後は、向かいのマンションの壁面に隠れていってしまってダメでしたので、星像はあまり気にせず、写せた53枚を使って処理しました。
    これがヤツです。全天で最大の星団ω星団!
    5A59E864-AEC1-48AE-A8F7-E2D5CB72DF54
    ω
    星団(NGC5139)
    optolong l-extremeフィルター 60秒x53枚

    まあ、撮ったというより撮れましたって感じではあるのですが、東京の自宅ベランダから撮れるんだ〜って事でよかったかなとw
    これに気を良くして翌日はケンタAをって思ったのですが、撮影開始とともに雲が広がり断念。。
    しばらくは雲が出る予想なので今年度は終わりかな。
    よし、次はアイツにしようかな。。。
     

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