たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    みなさん、こんにちは。
    すっかり梅雨に入ってしまって、ちょこちょことみどりさんのカスタムを行ってました。
    それでも、週に2回ぐらいはSCWで週末を確認する癖は抜けておらず、今月の新月期は何度か見てました。
    まあ、見るたびに、「やっぱり梅雨だしなぁ。。。」とあきらめも惰性なかんじで見てましたが、ある日の朝の情報番組で、「西から安定した高気圧が入ってきてるから土日は晴れますよ」と正直天気で説明してるのを聞いて、まさかと思いながらSCWを見ると、、、なんと、真っ黒じゃないですか!!!

    しかも新月ドンピシャの週末!しかも梅雨真っただ中なのに!!!

    これは何としても出かけなきゃってことで、あわててみどりさんのカスタムを進めて、先週末の6/17の夜に山梨県の某所に行ってきました。

    行ってみれば、すでに準備完了の方々もちらほら。簡単なご挨拶を済ませてさっそく開店準備です。
    いつものようにお店の準備が終わったら、あとは休み処みどりの準備を済ませ、さあ撮影です。

    とはいえ、この時期、なかなか暗くなりません。しかも、空の状態は決して良い空とは言えず、いわゆる”眠たい”とよく言われるようなぼんやりした感じの空です。

    結局撮影画像で採用されたのは、22:27に撮影された画像からとなってしまい、薄明も早いので、01:57までの29枚でした。

    NGC6960-3

    NGC6960(魔女のほうきの穂先)
    赤道儀 :Losmandy G11G
    鏡筒  :TOA130NS改 645Flatner for TOA130
    カメラ :ZWO ASI533MC-Pro (冷却-10℃)
    撮影時間:300sec x 29枚 145分
    画像処理:pixinsight

    高解像度版はこちらです。

    XTerminatorシリーズさまさまです。だんだん画像処理も楽になってきましたね。これもAIの恩恵ですね!


    1月14日にディーラーかで納車を受けてそのままビルダーへ車を預けたエブリバン。
    先週の土曜日(3月4日)についに出来上がってきました!
    この手の軽バンコンといわれるキャンピングカーは、いろいろなビルダーが販売しているのですが、
    今回、こちらのビルダーに依頼した理由は、シンプルな架装と徹底した断熱処理です。
    バンなので乗用車に比べれば荷室は広いですが、それでも軽自動車なのであまり架装に凝ってしまうとやはり空間は狭くなってしまいます。
    特に、私の場合は車中泊でキャンプをするわけではなく、撮影遠征での遠征カーとして利用しますので、載せっぱなしで問題がない三脚や赤道儀、バッテリーなどを積みっぱなしにして、いざ、遠征に行ったときは、ベッドでゆっくり過ごせる環境を望んでおりました。

    そして、断熱は天井はもちろん、窓とフロント(ダッシュボードとか)以外でできるところはすべて断熱を入れてくれるという断熱の重要性を掲げていたことにとても共感し手お願いしました。
    Campingcar Pro Shop FRIENDLYさん、ありがとうございました!

    さて、ついにビルダーで初対面です!
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    いい感じですねぇ~!

    運転席側の棚は、もう少し仕切りがあったのですが、お願いして仕切りなしに加工してもらいました。
    (理由は後ほど・・・)

    一通り、説明を受けてから、社長の「楽しんでください!」の声を聞きながらいざ出発です。(とはいっても帰るだけですけどw)

    さて、ここからは準備してきたポタ電及び遠征用バッテリー充電システムを作っていきます。
    などと言ってますが、ソーラーはすでに引き込まれているので、車内に配線していくだけなんです。
    配線図
    配線図とはいってもポンチ絵しかありませんが、こんな感じでソーラー、ポタ電、遠征用バッテリーと家電用AC100Vをまわします。

    んー、、いきなりずいぶん進んでますが、、、(3時間以上たってます。。)

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    ごちゃっといろんなもの見えますが、、ひととおり配線が終わったとこです。

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    そして遠征用バッテリーへのソーラーからの充電ができているかの確認です。
    左がRenogy MPPT チャージコントローラー 20A ROVER LIシリーズの通電確認で、右はスマホアプリで確認した充電状況です。
    あいにく曇天でしたので、発電量がとっても少ないですが、しっかりチャージャーに来ております。

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    次に、ポタ電をベルトで固定して、給電確認です。左はポタ電設置完了ですが、充電ケーブルつながってませんね。。。(撮り忘れた)
    そして、右がこれもスマホアプリで確認してます。(ソーラー発電が55Wとちょっと増えてるけど、ポタ電には24Wって。。。なんでだろう。。。)

    これで一通りの配線と充電確認が完了しました。
    本日、最後の作業は、家電をひとつ設置して終了となります。
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    右の棚に載っているのは電子レンジです!
    これが載せたくて、棚の仕切りをとってもらいました。(仕切りがあると横幅がギリ足りなかったので。)
    こちらも、無事動作確認ができて、本日の作業は終了です。
     
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    片づけたように見えますが、まだ、次の作業があるので工具やらいろんなものはベッド下とか、手前の写ってないとこにみんな置いてありますw

    結局、みどりさん(仮)を受け取って帰宅した後は、そのままディーラーの1か月点検だったので、
    作業は土曜の朝、8:30~10:00、<お買い物の運転手>、15:00~17:30かかってしまいました。
    狭い車内での作業は、体中を酷使することになり、その日はここ数年で一番の疲労で倒れそうでしたw
    そして翌日は筋肉痛。。。

    さてさて、この後残っているのは、ミラー型ドラレコの取り付けとバックカメラ。(純正を付けたのですがワゴンRで味わった全方向カメラのアラウンドビューが欲しくて仮想アラウンドビュー(w)カメラに入れ替えます。)
    仮想アラウンドビュー?、またその時に紹介させていただきます。



    みなさま、こんにちは。
    今回は、走行充電と充電制御車についてのお話です。
    まずは、走行充電という言葉を聞いたことがありますか?
    私は、なんとなく聞き覚えがあって、なんとなくキャンピングカーが搭載しているサブバッテリーを車から充電するんだろうなってぐらいの知識でした。
    なので、「バッテリーに繋げればいいんじゃないの?」と思ってましたが、今回遠征専用カーを作ろうと思って調べてみると、なるほど、ちゃんとシステム化してるんだってことがわかりました。

    そもそもは、私の知識がないだけなのですが、例えばシガーソケットから充電すればいいのかと思ったらシガーソケットは最大で8Aしか出力しない(できない?)ので12Vとしても96Wしかパワーがありません。
    これでは1000Wh程度の容量のバッテリーをフル充電するには10時間以上かかってしまいます。
    したがって走行充電するなら、バッテリーから直接充電をするのが基本だということです。(ここではソーラーは別としてます)

    考え方としては、クルマのバッテリーは発電してませんので、充電元は発電機(オルタネーター)ですが、接続先として車のバッテリーに接続しますので俗にいう「バッ直」というやつですね。

    単純に図解するとこんな感じです。
    (走行充電イメージ)
    走行充電図1


    走行充電はサブバッテリーを充電するための仕組みですが、電気は電圧が高い方から低い方に流れますのでカーバッテリーよりサブバッテリーの電圧が高いと、逆方向へ流れてしまいます。
    そこで、カーバッテリーとサブバッテリーの間に走行充電器をはさんで過充電、過放電、逆流などを制御します。
    (走行充電システムイメージ)
    走行充電図2

    とまあ、簡単な図ですので、ボディアースからとらないのかとかヒューズが必要などは省略してます。

    走行充電の仕組みはこのようなものなのですが、これを実現するためには、「充電制御車」について知らないといけません。
    kこれは、私も、今回調べるまで全く知りませんでした。(まあ、車にそれほど興味もないのでほとんどのユーザーは知らないのではないかと思いますが。。。)

    オルタネータは、エンジンを動力としてコイルが回転して発電しますが、実は、最近の車は燃費性能を上げるために、常にオルタネータで発電していないのです。
    カーバッテリーの充電量が足りている場合は、オルタネータはお休みします。
    まあ、それだけを考えると、単に、「休んでいる間はサブバッテリーも充電されないけど仕方がないな」となります。

    でも、ちょっと気を付けなければいけないことがあるんです。

    さきほど「充電量が足りている場合は・・・」と書きましたが、実際は、「消費電力が閾値を超えたら充電する」が正解のようです。

    どういうことかというと、カーバッテリーから流れる電流量をセンサーが計測することで消費電力を算出しているということなんです。
    (充電制御イメージ)※この図は負極側にセンサーがありますが正極にあるものもあります。
    充電制御3

    では、これの何が問題になるかというと、、、
    上の「走行充電システムイメージ」のようにそのまま接続してしまうと、走行充電器への電流がセンサーを通らないため、コンピュータが算出した消費電力<実際の消費電力となり、適切にオルタネータを稼働させることができなくなってしまうということです。

    では、どうすればよいかというと、答えは単純です。
    走行充電器への電流も計測できるようにセンサーの後ろから電源を取るように考えればよいのです。
    充電制御接続例

    このセンサーの前に接続するのは、車によって異なると思います。
    正極側にセンサーがあるなら、カーバッテリーの端子につなげればよいので楽ですが、上のように負極側にある場合は接続する場所がなかなかありません。エブリィが負極側にありますので、皆さん接続金具を工夫して接続しているようです。

    今回私は、走行充電システムは構築しませんが、もし、する場合は、ソーラーとオルタネータ発電による充電制御を同時に行いたいので、それを可能にする空―チャージャー&走行充電器を付けると思います。それについては、実際にその時が来たらまた記事にしようと思います。



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