前回は、バッテリートラブルで途中退場的なことになってしまい、L画像ばかり量産という事態になりつつありましたが、この週末になんとかRGB画像を撮ることができました。

でも、前回からいろいろやったバッテリーですがやはりすぐに上がり気味になってしまうようで、
撮影終盤ではまたもや赤道儀がまともに動かないはめに。。。

今回は、それを確認することも目的ではあったので、ここはしかたなくバッテリーを新調するしかないですね。

で、撮影ですが、iEQ45Proでは、微風でも、強度面で厳しいものがあり、歩どまりは60%程度しかありません。
これもなんとかせねばなりませんが。。。さて、どうしたものか。。。

そんな中、なんとかだましだまし撮影したRGB画像。今回はフィルターの位置をカメラセンサーに近づけて
フィルター枠のケラれを最小限にしてみたのですが、残念なことにWO71のときにでていたゴーストはやはり出てしまうようです。
ASI1600使うときは、センサーを離してケラれた分トリミングするしかなさそうです。
まあ、基本、銀河用になるので良いのかもしれませんね。

さて、今回の撮影は、NGC4565(Needle Galaxy)です。
前回のLは使わずに、今回撮りなおしてきました。
フラット画像はBを取り忘れたり、失敗したりとどうしようもなかったので今回は使いませんでした。
幸い、銀河で背景を暗くできるのでごまかしがきくので。。。(^^;

33a7e785.jpg


すこしだけトリミングしたのがこちら
b453cd47.jpg


NGC4565(Needle Galaxy)
TOA130NS Takahashi TOA-35RD 0.7x  ASI1600MM-COOL
ZWO 1.25 LRGB L:240"x14 (1x1) RGB:150"x(8,5,6) (2x2)

高解像度版はこちら(とこちら

この天体は、20数年前、初めて手にしたVIXENの70mmフローライトで、初めて撮影した天体でした。
その当時はどうやって撮影するのかもわからない中、星図をたよりに向きを調整して撮影し、
現像から帰ってきた写真をみて、その中に、かすかなゴミのような細い線を見つけて大喜びしてました。

あれ以来、撮影したこともなかったので、非常に感慨深いものになりました。
ソンブレロもそうですが、派手さはないものの、シャキっとした孤高の銀河って感じがとても好きです。

そうそう、この天体が南中してるとき、ちょっと、ほかの天体も撮影してみました。
こちらは、なんとなく気に入っている天体ですが、思いつきで撮影しているので、露出時間もたりていません。
今度、しっかり撮影してみたいと思います。

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NGC3190とその仲間たち

露出時間不足もそうですが、フィルターを近づけたことで、やはり輝星にゴーストがでてしまいました。
ムリしすぎちゃった感もあり、星も肥大気味ですね~(かなりトリミングしてますけどね)
また、撮ってみます!