ごめんなさい!

先に謝っちゃいます。。。
知る人も少ないのですが、「隙間撮影プロジェクト」。。。
そう、このプロジェクトは、「それは、困難を極めた土星の撮影において、SE120を使い土星の輪の隙間、そう、カッシーニの間隙を撮影することである。」

と定義したんです。もう、あれから2年たちますか。。。

今回は、C6で火星と土星を撮影してきたのですが、C6+photon3倍バロー&QHY5LiiMでの撮影でしたので、当然、カッシーニの間隙は撮影できました。。。。
でも、このプロジェクト、SE120だからこそだったのです。
アクロマート単焦点のSE120は、それはもう、まともに撮影するのも大変で、
当時は、Webカメラと経緯台での撮影でしたから、あっという間に視野から出て行ってしまって、
隙間を撮影するどころかピント調整ですらかなりの時間が必要で(だってすぐにいなくなっちゃってw)
とても隙間なんて撮影できませんでした。
それでも機材の調整を重ねてなんとか撮影してやろうと、前向きだった2年前。。。

えぇ、そうです。すっかり、機材に頼り、たった2年の間に一体いくらつぎ込んだことか。。。(計算するのが怖いなぁ。。。)

すみません。そういうことで、隙間撮影プロジェクトは当初の目的とはすこし違うところに移行します。
新・隙間撮影プロジェクト」始動!!

ナレーション:新・隙間撮影プロジェクト。それは、困難を極めた土星の撮影において、なんとしても土星の輪の隙間、そう、エンケの隙間を撮影することである。

ということになりました(^^;

とりあえず、今回撮影した土星です。
LRGBで撮影したかったのですが、L画像に精細さがないので、RGB合成でやめました。

C6 1500mm PhotonED3倍バロー QHY5L-iiM RGB合成 あきる野にて

カッシーニの間隙はしっかりでてます。よく見るとその外側にも間隙がみられるのでてっきりエンケの間隙かと思いきや、まーちゃるさんから、偽エンケかどうか確認したほうがいいよって教えてもらったので、
そんなはずはっ。。。。ってネットでググれば、、、、ニセじゃん!!orz

そもそも偽エンケなんてあるの知らなかったし。。。
やっぱりエンケは、そう簡単には撮らせてもらえないみたいです。
これは、いつか、とってみたいなということで、また、何年かかるかわかりませんが、そのうちエンケの間隙も写し込んでみたいと思ってます。

8bbae90c.png

C6 1500mm PhotonED3倍バロー QHY5L-iiM L+RGB合成 あきる野にて

こちらは、L+RGB合成にしてみました。とはいっても、元画像がそれほどなのでボヤっとしてますけど。
それでもSE120で撮影してたころに比べれば、とてもよく写せたと思います。
もっともっと、地図のようにシャープに行きたいとこですが、それはまた、ASI1600MM-COOLが届いたらやってみようかと思います。
意外とHyperStarレンズの入れ替えは簡単なので、惑星撮ってからDSOなんてのも楽しいかと(^^)/

本当はね、惑星カメラのASI034MCで撮影するつもりだったんです。
QHYはガイド鏡筒を変えたので、テストのつもりでもっていってました。
さて、お店を広げて動作確認をしつつ、C6の温度順応もそろそろ良いかなと思って、カメラを取り付けようとおもったら、、、、、あれっ?忘れた!
肝心のカメラを忘れました。。。
この日は金曜日。仕事から帰って、慌てて準備して出てきたので、すっかりいつものバッグに入っていると思い込んでしまい、痛恨のカメラなし。。。

今回の撮影地のあきる野は自宅から車で15分程度なので取りに戻ってもよいのですが、
わかりますよね、、、お店広げた後なんです。。。

しょうがない、、、QHYでモノクロ撮るかって思ったとき、思い出しました
LRGBフィルターとフィルターホイール持ってきたんだっけ

時間があったら、試してみようと前からバッグに入れてました。確か、昼間もそんなこと考えていたのに、
最近、体力と記憶が追い付いてこないなぁ。。。ふぅ。。。

と、まあそんなわけで、なんとか撮影できた次第でした。
何度やっても忘れ物がでるのは困ったもんですねぇ。ホント。

さあ、梅雨入り前に行けるかな~。。。