やっと。
やっとテストできました。この間作った極軸望遠鏡にWebカメラを接続したやつ。
ずーっと天気が悪くって、ましてや、自宅マンションの北側廊下から北極星を望むことはできるのですが、そっち方面には横田基地があるので、低い雲があるとそれはもう空がオレンジ色になるぐらい明るいのです。
 
それで、今日は久しぶりに雲が少ない。というよりほとんどない!
明日が仕事でなければ、間違いなく出撃するところですが、残念ながら仕事だし・・・
 
でも、じーっと目を凝らしてみれば、廊下から北極星がチラリと光っているのが見えるじゃあないですか!
 
今こそテストのとき。でも三脚は車の中に置きっぱなしなので、極軸望遠鏡だけ取り出して、ポルタ経緯台にくくりつけ、Webカメラをセット。
 
カメラ画像はARPLAで表示して、ステナビの極軸パターンを透過させて重ねてみると・・・
 
b9589a30.png

 
すごく判りにくくってごめんなさい。。。
赤の矢印の先の点は、極軸パターンに表示された現在の北極星の位置で、
黄色の矢印の先にあるのがカメラに写った北極星です。
また、この画像だと判りにくいのですが、極軸望遠鏡内のレクチルも見えてますので、中心位置を合わせるのは簡単でした。(赤道儀に入れて使うときは明視野装置でもう少し見やすいと思います)
 
ちなみに、この画像は、極軸パターンの北極星と実際の北極星を区別するためにわざと中心をずらしてあります。
 
そして、これが、極軸を設定した状態です。
1691c651.png

 
黄色の矢印の先で、パターンの北極星とカメラ画像の北極星が重なって・・・
あれ~。ちょっとズレてるって?・・・・
暑かったんです。。。もう汗だくで。。。これでカンベンしてください。(笑)
まあ、テストなんでこれでお許しを。
 
ちなみに、この方法で極軸設定は5分もかかりませんでした。
EQ5赤道儀の極軸望遠鏡は、鏡筒ごとまわさないとならないのですが、これなら、撮影の途中でいつでも確認と調整ができますね。
 
ついでに、こんなのも作りました。
三脚アジャスターです。
3e47dbee.jpg

 
どちらも実戦配備は、23日です。・・・・・・が、天気があやしいなぁ。