4月10日に届いてから、すぐに遠征できると思っていたら、結局4月は全くダメで、
この連休もやっと隙間を見つけて遠征してきました。

今回は、久しぶりの遠征のkola29さんと、おなじく久しぶりながら2連荘のYKMさんと一緒に富士見高原まで行ってきました。

GW真っ只中で、後半の行楽に向かう人たちで朝早くから高速は渋滞。。。
巻き込まれることを覚悟で少し早めに出発するも、なんてことない、午前中の車列はとっくに行ってしまったようで、ガラガラの下り線でした。
代わりに上り線がなかなかの渋滞でしたので、忘れ物があってももう戻れないことを思いながら、、、なにも忘れてないよな~。。。。


さて、空の状況といえば、予想では2130ぐらいには雲がとれて、かつ、風もなくなり撮影可能ということでしたが、雲が取れたのは2230ぐらいから。しかも、撮影できそうなのは北東から北西の狭いエリアです。

まあ、早い時間は何を撮ろうかとも考えていなかったので良いのですが、この時期遅い時間は南東からのにぎやかエリアですよね~。。。

それまではどうしようかと、kola29さんとYKMさんに何撮ってるのかきいてみても、お二方は2000mm超でM51を撮影とのこと。1000mmフォーサースの私がとっても、お二方の迫力画像に見劣りするのでダメ。
ん~っと、あれこれ星図と空を眺めながら、無難なデカイM101でも撮ってみようかと、開始しました。

さて、ロスマンディG11Gのファーストライトです。
どれだけトラブるかと思いきや、すんなりと撮影までこぎつけてしまい、なんかおかしい???w
せっかくなので、撮影の前に、簡単なインプレを少し書きます。

三脚は、さすがの16Kgで、安定感が半端ない感じがしました。
また、赤道儀も同じく16kgぐらいあるので、重量感=安定感を実感できました。

今まで保有していた赤道儀は、EQ5とIEQ45Proで、それでもIEQ45Proはそれなりに頑張てくれていたのですが、TOA130を載せると、DECがぐらついてしまう構造上の問題もあり、なかなか手ごわい赤道儀でした。

くらべてG11Gは、載せた状態で鏡筒の端をおしてもまったく動かず、これでモーターは大丈夫なの?と思えるくらいガッチリです。

だからと言って、設置や極軸合わせ時の操作性は大変優れていて、
例えば、方位調整は、以下の画像になるのですが、

方位可動部

真ん中のポッチ部分がメスネジになっていて、両サイドの回転つまみはつながっている1本の全ネジになってます。今まで私が保有していた赤道儀では、中心のポッチを挟むように左右につまみがあって、左右の押し引きで調整していたのですが、G11Gは、ポッチがメスネジになっているので、どちらに可動させる場合でも、片方を回せば大丈夫なんです。また、ポッチの両サイドの全ネジを支えているところにはベアリングが入っているので、動きもスムースで、片手で軽~く回転できました。

高度調整はこんな感じで、左に見えるでかいダイヤルつまみで調整します。

高度可動部

高度は、重さがあるので軽~く、というわけにはいきませんが、それでもでかいダイヤルなので、やはり片手でらくらく調整できました。

次に、実際に使ってみて、意外と便利だと思ったのが、クラッチ機構でした。
G11GはRAもDECもクランプがありません。その代わりに、フリーストップとなるクラッチがついています。

クラッチRAクラッチDEC

これが、RAのクラッチ






































こっちがDECのクラッチ













































これを緩めるとフリーになり、少し締めるとフリーストップ、しっかり締めるといわゆるクランプを締めた状態と同じになります。
これの何が便利?そう思いますよね。私も、観望する人には便利かもしれませんが、カメラをつけてしまう私にはあまり利点はないと思っていました。

ところが、現地であたふたしながらも設置しているとき、カメラの取り付けとかケーブルの引き回しとか引っ掛かりがないかどうかの確認とか、クランプを緩めたり締めたりすることって結構あるんですよね。
その時に、ちょうどよいぐらいの締め具合で締めると、フリーストップで動かせるのでなかなか重宝しました。
まあ、便利といってもその程度、、、ですが、、、www

さて、赤道儀の命とも言うべきギア精度ですが、まずは、APTで二つほど恒星と同期をとったあと、ほかの天体を導入してみましたが、ほぼド真ん中にドンピシャリときました。その後も、問題なく導入。。。と行くはずだったのですが、そこで、いくつか問題が発生です。

まず、鏡筒が西の空を向いていたと思ってください。そこで、東の空の南中直前の天体を導入しようとしたとき、反転するとおもいきや、そのままイナバウアーして、フィルターホイールが三脚に軽く当たりました。

私的感覚では、あのぐらいの位置なら反転すると思っていたので驚きです。
そのあと、何度かやってみましたが、やはり反転しません。

次に起きたのが、いわゆる暴走です。
ゼロポジション(geminiではCWDといいます)から東の空高くある、アルクトゥールスを導入しようとしたら、なんと鏡筒が西を向き始めました。
なんで????

緯度経度、時刻、時差、いろいろ設定を見直しましたが問題はなく、原因が判明しません。
何度やってもダメだったので、仕方なくgeminiを再起動したところ、何事もなかったように動作してました。

この暴走は、帰宅してからgeminiの解説サイトで調べたところ、どうやら内蔵しているリチウム電池の電圧低下で引き起こされることがあるとのことで、その電池容量チェックもできるので見てみました。

リチウム電池

黄色いバーが出ているのがリチウム電池の警告色です。このまま2.9Vを切ると赤くなるそうです。
単なるボタン電池なのですが、こいつの電圧が低下すると誤動作を起こすそうです。
まったく、新しい電池ぐらい入れてくれてもいいじゃないかと、、、思いながら、まあ一つ経験値があがったから良しとします。(^^;

また、最初のトラブルのイナバウアーですが、これも、最初に設定を行う必要があることがわかりました。
東と西のイナバウアー限界を、機材を載せた状態でギリギリの場所に移動してセットをすると、それ以上はいかないということがわかり、これは現地で分かったので設定してそのあとはOKです。

さて、精度といえばもう一つ大事な追尾精度ですが、こちらは、PHD2を使ってしまっているので、マウント本体の性能は正確に測れていません。海外ではメジャーなPECも使わないので、あくまでもPHD2によるガイド精度のみになり、PHD2のパラメタや、ガイド鏡、その他さまざまな要素が絡んでいます。

ガイドはおおむねよかったです。大体2"以内には収まっていました。ただ、時折、DEC、RAともに跳ねることがあり、最大で2.7"ぐらいとログには出ていましたので、もう少し調整が必要かもしれません。とは言っても、基本的なグリスアップと組みなおしですが。。。それは、おいおいやろうかと思います。

あ~、、、インプレとか言いながら、情報量が少ないですね~。。。。
あまりにも何事もなくファーストライトができてしまったので、いろいろやってみたりしなかったこともあり、インプレと呼ぶほどの内容がありませんでした。(ここまで読んでもらってすみません。。。)

で、M101なのですが、カブリなのかなんなのか、極緑に寄ってしまっていて、処理が面倒な状態です。
なので、こいつの処理は、後回しで、そのあとにメジャーなのに撮ったことがなかった、これでお許し願います。
M27_crop2


M27あれい状星雲
TOA130 ASI294MCPro Losmandy G11G
90"x12枚 (Crop)


なんか星がにじんでしまいました。M101もそうなのですが、薄雲?なのか今一つな感じです。
星がピンクになるのはこのセンサーの特徴らしいので気にしないことにしましたw
本当は、この後にM8を撮影し始めたのですが、前々から問題だったバッテリーがやはり劣化しているようでマウントもカメラも今回初導入の省電力PCもすべてダウンしてしまいました。
バッテリーは買い替えかもしれません。。。