前回の処女航海報告で、少しだけ触れていたM101の処理が終わりました。

とにかく、なにをやっても極緑になってしまったので、原因を探りました。
私はpixinsightを使っているのですが、BPPでバッチ処理を一気にやってしまうため、そのままだと原因が特定できません。そこで、ImageCaribrationを使って、元画像をdebayer(カラー化)のみ、元画像にフラット補正してdebayer、元画像にダーク減算してdebayerとそれぞれやってみたところ、元画像にダーク減算だけが極緑になりました。

ダーク画像は、当日撮影したものとひと月前に撮影したもので、どちらもやってみましたが結果は同じで、何が起きてるのかわかりません。

ずいぶんとあれこれやって、ある時、元画像ファイルをボーッと見てた時、

あれ?。。。。ファイル名にT6Cって入ってるのは何だっけ????

L_2019-05-03_23-37-33_M101_2019-05-03_23-37-33_G200_300s_T6C.fit
                               
↑ここ!
T6???
・・・・これ、センサー温度じゃ。。。あ。。。やっちまったか、、、
そういえば、試し撮りしたとき、変な光が入っているようにみえたから、一度カメラを外したのを忘れてました。当然カメラの冷却は元に戻り、、、そのあと冷却を忘れて。。。

持っているダークは-20℃で撮影してます。試しにダーク減算処理時にこの辺を画像に合わせてくれるoptimaizeをチェックしてやってみると、問題なく処理できてます。
何のことはない、ダークとL画像のセンサー温度があまりにも離れすぎていたんですね。
では、optimaizeチェックでよいかというと、このカメラASI294MC-Proのアンプノイズは強力なので、optimaizeチェックだとこれがうまく減算できないのです。

仕方なく、冷蔵庫に協力してもらって、6℃でダーク画像を撮影して、やっと処理が終わってみると、深夜2時でした。。。w

画像は13枚撮影したのですが、選別結果は6枚、結局5分x6枚というちょっと露光不足ですが、何とかなりました。
M101_crop
M101
TOA130 Losmandy G11G PHD2オフアキガイド(オートガイド)
ASI294MC-Pro(6℃)300"x6 ダーク、フラット処理

高解像度版はこちら


前回、最後にちょこっとだけ書いたのですが、バッテリーダウンする直前に撮影していた天体があります。とはいっても、2枚しか撮影できていませんので5分x2枚で10分画像ですが、せっかくなので処理しました。
M8

M8
TOA130 Losmandy G11G PHD2オフアキガイド(オートガイド)
ASI294MC-Pro(5℃)300"x2 ダーク、フラット処理

高解像度版はこちら

とても残念な構図です(笑)
ちなみに、こちらもバッテリーダウン寸前だったためか、センサーは5℃でしたw