たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    2015年01月

    新月期も過ぎてしまって、この週末は機材の整備をしつつ、画像処理の勉強をはじめました。
    とはいっても、ほとんどサイトでみて真似しているだけですが、今回は、星マスクってやつを作ってみようと思い、いろんなサイトを見て回りました。

    先日、撮影したカモメ星雲(ワシ星雲あらためカモメ星雲)ですが、淡い星雲を持ち上げると周りの星も一緒に持ち上がってしまうので、星マスクってやつをつかえばよいらしいと聞き、やってみました。

    まずは、前回のカモメ星雲です。
    303880ae.jpg


    これは、これ以上持ち上げることが出来なかったので、星雲も淡くなってしまいましてます。

    で、星マスクで処理したものがこれです。
    604d67e0.jpg


    星雲だけうまく持ち上げられた気がします。(結構うれしい)
    星マスクを使うと、その後の処理が楽になりますね。
    今回は、フォトショップCS2(無料でダウンロードできます)でやってみました。

    他にも、昔のお蔵入り画像を引っ張り出してきてやって見ました。
    ご存知スバルですが、露出もたりないし青ハロ満載だしで放置していましたが、
    青ハロを気にせずやってみました。
    あくまでもテストなのでご勘弁を。
    e0474485.jpg

    1d5b06cd.jpg


    面白くなってきました。画像処理。
    星マスク処理を覚えるだけで、面白さが全然違いますね。

    今回は、よっちゃんさんのブログ、星の牧場2の星マスクの作り方(完全版)の動画を見ながらやってみました。
    とてもわかりやすい解説で、私にも出来ました。

    <追記>
    M45プレアデスさんからの質問で、CS2でどうやったかですが、
    CS2の場合、上記の動画ででてくる”白黒”メニューがありません。
    そこで、
    最初の微光星の星マスク作成では、”色相・彩度”メニューの色相と彩度を全部マイナスにしてみました。
    次の輝星マスク作成ででてくる、”白黒”メニューの処理は、カラーバランスで星雲色をマイナス方向へもって行って見ました。
    ちなみに、上記のカモメ星雲はCS2で処理しましたが、スバルはフォトショップCCでの処理です(体験版で試してみました)

    また、先ほど、フォトショップエレメント12でやってみましたが、エレメントだと細かい作業ができないところがあって、ちょっと難しいかもしれません。
    エレメントでカモメを処理した結果がこれです。
    5e381b22.jpg


    これから考えている方は、やはりCCをオススメします。



    ♪はじめて~の~、、、球状星団です。
    やっと撮影できました。
     
    C6で撮影を始めてから、いままで興味が薄かった星団を撮影したくって、待ってました。
     
    なにを?
     
    もちろん、私でも撮影できそうなメジャーな球状星団です。
    今回は、M3です。
    M3 (NGC5272) はりょうけん座にある球状星団でM13(ヘラクレス球状星団)ほどではないにしても、これぞ、球状星団。入門編にはもってこいの星団です。
     
    今回は、kola29さんと朝霧高原へ行って来ました。
    GPV予想でも、風はないにしても雲が夜半まで出る予想でしたが、GPVだって絶対ではない!ってことで、現地到着は18時ごろ。
    当然、空は雲に覆われ、ポツポツと雨まで降る状態。。。
     
    不安の中、あきらめて帰る星屋らしき人たちもでてましたが、「きっと、晴れる」とこころに念じ、車の中で待機すること数時間。
     
    ふと、窓からそらを見上げると、星?、、星じゃん!!
    いつの間にかに晴れてます。急いで出てみれば、すでにkola29さんが準備してるじゃないですか。
     
    あわてて、準備をはじめて、ドリフトで極軸を設定し、アライメントを行い、
    さて、最初の天体を導入してと。
    最初の天体はM81の予定。まずは、画角の調整で、60秒で試写。
    どれどれ、、、ん?M81ってこんなに淡かったっけ?
    もう一度、180秒で試写。あれっ?変わらない?なんで?
    kola29さんに見てもらっても、「違う天体いれちゃってない?」なんていわれてしまって、原因がわかりません。
     
    ?????
     
    ふと、そらを見上げてみると、
    なんということでしょう。そこには一面の雲が。。。
     
    いつの間にかに雲におおわれてしまい、作業終了。。。。
     
    「きっと晴れる」、「晴れた」、「ああ~雲が、、、」を数度繰り返し、やっと、1:00ぐらいから撮影できる状態になって撮影開始です。
     
    あー、前置きが長くてすみません。
    最初に撮影した、M3です。
    40326062.jpg

     
    C6 1500mm EOS KissX2改 ISO1600 180秒×4
    周辺でコマ収差がでているのでトリミングしています。
     
    本当はもっと撮影したのですが、ガイドエラーが多く出てしまい、4枚で処理しました。
    どうやら、DECの補正が強すぎて暴れていたようです。
     
    その後、補正量を調整し、次の天体M81の撮影です。
    a5b2fbb3.jpg

     
    同 ISO1600 600秒×5枚
     
    向きを間違えましたので、縦にしました。
    ゴミが残ってしまってますが、FLAT撮影時には、ゴミが移動したようで除去できませんでした。(なんでこんなときにゴミなくなるんだよ。まったく。。。)
     
     
     
     
    8枚中3枚は、やはりガイドエラーです。
    しかも、とんでもないぐらい暴れ始めました。
    もう一度、ドリフトで極軸設定を確認しても、特に問題もなく、
    原因を探ってみると、ガイド鏡のレンズの結露が凍結していました。
    ガイド鏡にもヒーターはついていたのですが、寒さに負けてしまったようです。
     
    とりあえず、薄氷を取り除き再開して、何とか撮影することができました。
     
    この時点で、時間はすでに4時を回ってます。
    あわてて、最期に撮影したのが、前回、途中で撮影をやめてしまったM104(ソンブレロ星雲)です。
    最期は、あわてて撮影してしまったので、少しセンターからはずしてしまいました。
    6976ff1e.jpg

     
    55d0fe1c.jpg


    同 ISO1600 300秒×4枚
     
    なんか、孤高の星雲って感じがして気に入ってます。カッコイイなぁ。。。
     
    まだまだ、撮影も画像処理も腕が未熟ですが、長焦点、楽しくなってきました。
    次は来月だな。何撮る?

    先日、私、怒ってます の段で友人が受けたビクセンカスタマーサポートのことを書きました。
     
    あれから、ちょうど一ヶ月がたちましたので、その後の顛末を書こうと思います。
     
    ブログの最後で「ビクセンさんにいつか届けばよいのですが・・・」と締めたのですが、実は、あの時すでに、ビクセン8代目にメッセージを送ろうと、心に決めていました。
    8代目がツイッターをやっているのは、みなさんご存知だと思いますが、そのツイッターで、
     
    ーー
    8代目にぜひとも読んでもらいたいブログです。今のビクセンはこうなってしまったのでしょうか。。。
    ーー
     
    とその時のブログのURLを一緒にツイートしたのです。
     
    すると、その日のうちに、8代目から「言葉足らずであった、傷つけてしまったことの謝罪する」旨の返信があり、その日が土曜日だったこともあって、月曜には社内で共有し、今後について検討するとの連絡をもらいました。
     
    私からは、「実際の当事者ではないので、本人に対して誠意ある対応」をお願いしました。
     
    そして、あけて月曜日、早速ダイレクトメッセージで、
    ーー
    この度は当社対応につき声を上げて頂き、誠にありがとうございます。どこまでお知らせして良いか難しいのですが、本日担当部署と協議し問題点を顕在化させました。またこれに基づいて、ご本人にご連絡差し上げたところです。取り急ぎ現状をご連絡させて頂きます。今後ともよろしくお願いします。
    ーー
    と連絡をもらい、本人にもカスタマーサポートから丁寧な連絡があったそうです。
    カスタマーサポートからは、「大きすぎるスズ箔を調整したいので、できれば送ってほしい。」といった内容で、それをうけて鏡筒を送ったとのことでした。
     
    「問題点を顕在化」、それが一体なんであったのかは、ビクセン内の問題なので、触れることはできませんが、驚いたのは、その対応の速さです。
    土曜に声をあげて、明けて月曜に動いたのは、特筆に価すると思います。
     
    確かに、企業トップからのトップダウンですから、それで対応できなければどうしようもないのかもしれませんが、そうは言っても、これ、なかなかできることではないと思います。
     
    惜しむらくは、こんなことをする前に、カスタマーサポートとして、丁寧な対応をしてもらわないと、何のためのサポートなのか存在意義に?をつけなければいけません。
     
    ちなみにその鏡筒も、本日戻ったそうで、明らかにスズ箔が半分以下のサイズになっていました。(画像を見せてもらいました)
    a93a07de.jpg

     
    左:調整前 右:調整後
     
    また、連絡では、
    --
    今回の修理では箔をできるだけ小さくする改造を行いました。
    以前弊社XXよりご連絡差し上げておりますように、箔を小さくした影響で、
    通常の製品より光軸(レンズ)が動きやすくなっていますので、鏡筒に衝撃や
    振動などをできるだけ与えないようお願いいたします。
    また、今回の箔のサイズが弊社で考えているぎりぎりのサイズとなります。
    誠に申し訳ございませんが、それでも光路上に張り出していることから、
    やはり影が出ることが考えられます。
    まずはご確認くださいますよう、お願いいたします。
    XX様のお気持ちを考えると、影が出なくなるようにしたいところではござ
    いますが、口径を活かすためには、これ以上の改造をいたしかねますので、
    ご理解くださいますようお願い申し上げます。
    --
     
    と、単に修理したのではなく、もろもろ考えての調整をしたとのことが良くわかる内容です。
    しかも、「これ以上の改造は無理ですよ。」と、はっきり言っているところも、私としては好感が持てます。
     
    何度も言いますが、言わなければいけないことはしっかりと言ってもらったほうがよいのですが、ユーザーの立ち位置をよく考えて言ってくれれば、問題は大きくならないと思うのです。
    せっかくのカスタマーサポートなのですから、これからも良い日本のメーカーでいてほしいと思います。
     
    今回のビクセンの対応は、本人が一番喜んでいます。
    なので、私がどうこう言うことではありません。
    私個人としては、これからのビクセンに期待したいと思います。
     

    ラブジョイ彗星を処理してみました。
    今回は135mmで撮ってみました。
    どうも、思ったようには処理できていませんが、これについては、もうこれでいいかなと。
    先のかもめ星雲(ワシ星雲)もそうですが、星が多く写る広角や散光星雲は処理が難しいです。
    kameさんから教わったお手軽そうなフラットエイドをつかったマスク処理(?)でかもめ星雲(ワシ星雲)を処理しなおしてみました。
    でも、カモメは出てきましたが、程度がいまひとつわからず、やりすぎな感じになってしまってます。
    75635671.jpg

     
    フラットエイドで背景を作って合成
     
    なんか、ギラギラしてきちゃったかな。この辺の加減は、試行錯誤が必要ですね。
     
    (1/20追記)
    一晩たって見てみたら、何じゃこりゃ~!ってギラギラ画像じゃあないですか!
    これはイカンと、いそいで再処理してみましたけど、まだ、だめかな。
    e68c9971.jpg

     
    さて、本題のラブジョイです。
    もっとシャープなレンズがほしいところです。このレンズでは限界ですね。
    b4a9f0bd.jpg

    EOS KissX2改 LPS-D1 SIGMA APO 70-300(135mm)
    180秒×9 DSSでコンポジット 明るさとコントラスト調整
     
    彗星は、それほどですが、135mmぐらいのレンズでの撮影は結構楽しいですね。
    このぐらいの焦点距離で明るいシャープなレンズがほしくなっちゃいます。
    カメラレンズは全然わからないので、どなたかオススメレンズあったら教えてください。
     
    と言いながら、今週末はC6で系外銀河祭りじゃ~!!
     

    やっと、今年初めての新月期です。これを待ってました。
    ところが、GPV予想をみると関東圏はどこも強風!!
    予定では、山梨県の育樹祭記念公園にいってみることになっていましたが、
    とにかく風が収まらない予報。それでもどうにかならないもんかと考えあぐねていると、一緒に行く予定のさすらいさんから、「夕方から夜半までマイナス2桁ですけど・・・」と。
     
    マイナス2桁!?
     
    んなわけ、、、ぬなッ!マイナス13℃!
     
    無理無理!車からでられないよ。
     
    と言うことで、GPV予想で比較的風が弱い、伊豆半島の天城高原へ行ってきました。
    おそらくたくさんの星やさんがくるだろうということで、16時過ぎには現着したのですが、すでに先客もあり、さすが、みなさん考えることは一緒ですね。
     
    ところが到着時点では、風がビュービュー、空はどんより、来る途中はあられが降る始末。
     
    GPVよ、当ててくれ!!などと祈りつつ、機材の組み立てをしていると、
    気が付けば満点の星空!しかも、風は予想どおり弱くなっており、夜半にはほとんど吹かない上、シンチレーションも安定したすばらしい夜空となりました。
     
    今回の撮影は、望遠レンズを使ってラブジョイを撮影し、その後、C6での撮影の予定でした。
     
    まずは、望遠レンズでラブジョイ彗星を撮影し、せっかくなので、SE120で撮影を試みるも、対象のあまりのデカさに失敗した、IC2177ワシ星雲を撮影してみました。
    ラブジョイ彗星は、まだ、現像していませんので、まずは、かもめ星雲(ワシ星雲)です。
    df4e96bf.jpg

    8d16ee44.jpg

    EOS Kiss X2改 SIGMA APO 70-300 135mm f4.5
    ISO1600 180秒×10枚コンポジット
    (下はトリミング)
     
    う~ん。なんかうまくできない。。。
    天の川の上なので、星が多いです。どうやって処理すれば星雲だけがもちあげられるのかよくわかりません。勉強しないとね。
     
    そのあとは、C6に変更し、遅くにあがってくる春の銀河群を撮影するつもりでしたが、いろいろトラブルもあり、、、、結局撮影できずに終了してしまいました。
     
    それでも、最後にM104ソンブレロ銀河の撮影を試みましたが、なぜか、ガイドが暴れ始め、極軸を確認すると、必ず赤道儀の高度が下をむいており、そのたびに再調整~キャリブレーション~アライメントとやり直すこと3回。
    やっと気付きました。
     
    赤道儀がお辞儀している!!
    なんで、こんな簡単な原因に気が付かなかったのか・・・
     
    それは、、、マイナス7.5℃の気温!
    それはもう、完全にやる気と思考能力を奪う自然の驚異としか言いようがありません。とにかく寒かった。
     
    きっと、ドリフト調整で高度調整をするとき、あまりにシビアな調整をするために、しっかりと締めていなかったんだと思います。(締めるとずれるのよ。これがまた。(^^;
     
    この辺は、今後の課題ですね。
     
    そんなこんなで、ソンブレロ銀河もまともに撮影できませんでしたが、せめて、形だけでも見ていただこうかと。
     
    e90e481b.jpg

    587ea830.jpg

    EOS Kiss X2改 C6 1500mm MPCCでコマ収差補正
    ISO1600 300秒×3枚コンポジット PSでコントラストと露出調整
    (下はトリミング)
     
     
     ソンブレロ銀河の系外銀河らしさを演出するために、コントラストを低めにしてみました。周りの星は、ガイドエラーでとんでしまったので、3枚でやめてしまったのですが、処理してみれば結構カッコイイ。。。
    これなら、もっと撮影しとけばよかったかな。
    10枚ぐらいあればもう少しきれいになったでしょうね。
     
    今週末は、C6一本でがんばろっと。
     

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