たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    2015年03月

    いつのころからか、赤道儀の調子がおかしいと気づきました。
    たとえば、導入時。
    たまたま導入時に星図ソフト上で動く×印(鏡筒の向いている方向)を見ていたら、導入対象の近くまできて、突然ピョコンと変な方向に動いてはずしたところで終了しました。
    そのまま、鏡筒はそのはずしたところを向いていたので、本当にそう動いたんです。

    たとえば、PHD2ガイディング。
    キャリブレーションのとき、東西でいって来いして、南北でいって来いの来いのとき、なかなかもどってこない。

    ガイド中も、極軸のブレから当然DECがすこしづつずれていくのですが、さあ、補正コマンドが発行。となってもDECはなかなか戻ってこない。

    ガイド中も時々DECがポーンと飛んでいってしまったり。。。

    先日の原村遠征では、結局、天候に恵まれず撮影こそは出来ませんでしたが、そんなこんなでまともに導入もできませんでした。

    こころあたり。。。
    そう、こころあたりはあるんです。実は。

    EQ5ユーザーならわかってもらえると思いますが、EQ5ってクランプフリー状態でも、回転がとても重いのです。
    RAもDECも。

    それが気になって仕方が無く、一度、DECモーターをはずして、DEC体を覗いてみたんです。
    当然、DECのウォームギアをもう一度組みなおさなければいけないのですが、バックラッシュの程度をどのぐらいにすればよいかもわからず、なんとなく組みなおしてしまいました。

    きっと、そのせいもあって、バックラッシュがひどくなりこんな状態になってしまったのだと。

    そこで、今度はしっかりやってみようと、再調整することに。せっかくなので、DEC側だけオーバーホールもしてみました。

    ・・・長くなるので途中経過は省略しますが、あけてビックリ!

    大量のグリス!!!

    もう、そこらじゅうがグリスだらけになって、それはひどいものでした。
    あまりにも多いので、クリーナーで除去するまえに大量のグリスをふき取ってから、パーツクリーナーで洗い流し、リール用につかっているグリスを薄く塗って組みなおすと、DEC体はスルンスルンと回るようになりました。


    あとは、ウォームギア(とDECモーター)の組み付けなので、今度こそはと、慎重に少しづつバックラッシュをがなくなるように調整を繰り返し、組み付けました。

    その調整時に手でギアを回しているときに見つけたのですが、あるとき、DECモータについている変則ギアが、ピョコっと傾いたのです。
    5297697d.png


    えっ?
    もう一度、グリグリグリ。。。ピョコ!やっぱり動いてる!
    どのタイミングかはわかりませんが、押し付ける力にまけて浮いているようです。
    早速、モーター枠についている変則ギアを確認したところ、グラグラ。。。
    このギアは軸を2本のイモネジで固定する構造なので、それを締めなおすことで多少よくなったみたいですが、それでも構造的にはむりがありそう。
    とはいえ、これ以上はどうにもならないので、しっかりしてね。とお願いして、ここは終了です。

    さて、ひととおりの作業も完了しましたので、後は結果確認です。
    この週末は、月が沈むくらいから雲もでてくる予想で、あまりよいコンディションではありません。
    それでも、今回のメンテナンスの確認が目的ということもあるので、kola29さん、Dragondemandさんと一緒に、金曜の仕事後に、千葉県旭市に行って来ました。

    市の公園ということもあって、そらもまあ星は見えるけどそれほど暗いというわけでもありませんが、結果確認には十分です。

    それで、その結果は、、、





    ちょっと画像が不鮮明でわかりにくいかも知れませんが、上下は±0.25ピクセル単位です。
    この状態が、一晩中まったく変わりませんでした。
    このときは、ガイドパラメータを以前のままにしていたので、少しコマンドが強く出ていますが、このあとそれも調整することで、もっと落ち着いて運用できました。

    DECグラフがすこしづつ上をむき始めて、Min設定した0.2ピクセルを越えたあたりで、補正コマンドが発行されるやいなや、しっかりDECが戻ってきました。お帰り~!!

    せっかくなので、前回導入すらできなかったM106を撮影してみました。
    今度はど真ん中に導入でき、淡い天体でもあるので、15分の露出を行ってみました。
    幸い風も無い日だったので、そこそこ安定して撮影することができました。
    ただ、時間的に雲が出始める時間にかかってしまい、5枚目でもう白くなってしまったため、今回は4枚だけのコンポジットです。
    4f320a70.png

    ISO1600 900秒×4枚 EOS X2改 HEUIB-IIフィルター MPCC
    C6 1500直焦点撮影 PsCCで強調処理とダーク、フラット処理


    回転装置のゆるみからか、右側が片ボケしてしまったので、トリミングしています。(それでも少しのこっていますけど)
    また、露出が全然足りていません。周りのガスがぜんぜん出ませんでした。。。残念。

    15分やってもヒストグラムの山は左1/3に届くかどうかです。
    これは、やはり暗い空でもう一度撮影してみたいですね。

    でも、次はアレがとどいているからなぁ。。。どうしようかな。。。


    そりゃあ新月ですから、遠征しますよー。
    GPVによると、関東平野はほぼNGだったので、行ったことがない清里の美しの森駐車場に行ってみようと、kola29さんとお出かけです。
    でも、着いてみればGPV予想が下方修正されているので、もう少し西の原村、八ヶ岳自然文化園まで足を延ばして、雲回避です。

    さすがに長野県です。周りも暗く、隣の車のシルエットもよく見えない程の闇夜です。

    設営して、ピントをあわせて、、、途中省略。。。

    ああ、雲が。。。orz

    せっせと片付けて撤収となりましたとさ。

    絶対またいくぞー!リベンジ!!

    。。。



    先日のオリオン大星雲の画像処理をやりなおしました。

    前回の処理は、トラペチウム付近の白トビをすこしでも押さえようと、かなり強引な処理をしたために、作り物のような画像になってしまいました。
    今回は、元の星雲画像から、中心部分の飽和している部分をマスクして、出来るだけ明るさを上げた画像(星雲マスク画像)を作成し、
    トラペチウム画像->星雲マスク画像->元の星雲画像の順に重ね、それぞれ上のレイヤー画像の透明度を調整することで、前回にくらべて多少自然な感じに出来たと思います。
    前回画像と比べてみてください。

    前回画像
    f5101e74.jpg


    今回画像
    a93d253c.jpg


    この圧縮画像だと、トラペチウムがわかりにくいですが、
    こちらの高解像度画像だと、今回画像でもトラペチウムがわかると思います。

    合成後の処理は、輝度の調整と若干ですがチャンネルマスクを使用して、レッドを上げています。
    もちろん、青ハローはフラットエイドで除去してます。(^^)


    先日の朝霧高原で、最初に撮影した、西に沈む前のオリオン大星雲です。
    なぜ、これを?と思われると思いますが、これは、青ハロー軽減の確認のために撮影しました。
    でも結果は、ドドーンと青ハロー祭りで、そのままお見せしてもなかなかカラフルで綺麗なんですが、
    今回は、一緒にトラペチウムを撮影したので、合成してみました。
    青ハローは私ごときでは太刀打ちできませんでしたので、フラットエイドにお世話になりました。

    139671ce.jpg

    トラペチウム ISO1600 1秒×30枚
    星雲本体 ISO1600  240秒×6枚

    UP画像でもトラペチウムが見えるかどうかわかりませんが、今年の冬の空も本当に終わりですね。
    来シーズンまで、はばたいていくみたいじゃありませんか?私には、不死鳥のイメージです。(なんちゃって)
    明け方には夏の星座もあがってきてますから当たり前ですね。

    2015/3/17 追記
    高解像度画像をこちらにアップしました。
    よかったら覗いてください。


    いやぁ、約一ヶ月ぶりにブログ更新です。
    その間、ちょこちょこと機材をいじったりしてたのですが、とにかく試す機会も無くもやもやとしてました。

    まだ新月期でもないけど、なんか夜晴れるみたいってわかったら、もう、出撃しかないでしょ。

    本当に久しぶりに撮影に行った気がしますが、さて、今回は(今回も?)朝霧高原へいつものみんなと一緒に行って来ました。

    1:40ぐらいに月が昇ってくるので、それまでの短い時間勝負だぜ!
    なんていって、はじめたのに、いつものとおり上手くいかず、どうやら、春霞か黄砂か、なんかモヤっとした空のせいか、ガイドが安定しません。

    そうこうするうちに、あっという間に1時を過ぎ、、、ヤバイ!もうだめ?
    と思ったら、今回の目的のマルカリアンチェーンが子午線を過ぎたところで、ガイドが安定してきたので、行ってまえ~!と、5分10枚撮りを敢行しました。

    マルカリアンは広いので、C6だとだめなので、しばらくお休みしていたSE120(600mm)を引っ張り出してきました。
    こいつは、とにかくコントラストが甘く、そしてアクロマートの代表格である青ハロー製造機なので、すこしでも軽減させるべく、絞り環を画用紙で作って80mmで挑戦です。

    その結果、確かに少しは軽減されるのですが、さすが青ハローの帝王。
    そのぐらいでは、まだまだだぜ!といわんばかりの青ハロー大会。
    最初にテストで撮影したM42周辺は、もう、処理するもの面倒なぐらい。
    これは、もう仕方ないですね。こいつは眼視中心で今後活躍してもらうことになるでしょう。

    もうすぐ、あれもくることだし・・・フッフッフッ・・・

    まあ、くだらない話はさておき、今回の目的のマルカリアンチェーンです。
    SE120で撮影したわりには、まあまあなんとかなったと思います。
    (画像処理が慣れただけ?)
    c489bff9.jpg


    EQ5 goto PHD2オートガイド SE120(絞りによりF7.5) 
    EOS kiss X2改 HEUIB-II ISO1600 
    300秒×10枚(ダーク、フラット補正) PSで銀河強調補正


    やっぱり少し露出が足りなかったかな。でもこれでも結構白くなってしまったので、この季節、場所と露出時間は難しいですね。
    このエリアは輝星が少ないので、青ハローはでないだろと思ってたら、ちっちゃく出てやんの。。。
    そこは、ビシィっと処理してやったぜ!
    さて、新月期はC6で銀河1本釣り行っくぞ~!

    2015/3/18 追記
    広い銀河鎖なので、もう少し高解像度の画像をこちらにアップしました。
    パソコンの方はこちらもいかがでしょうか。

     

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