たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    2018年05月

    先日のテストの時のブログにも少し書いたのですが、PHD2でガイドするときの星のゆらぎをすこしでも軽減させることを期待して、カラーフィルター(赤)をガイドカメラに装着してみました。
    結局、どの程度効果があったのかはわからなかったのですが、気になっていたこともあり、簡単に実験してみました。
    何が気になっていたのかというと、今回使用した赤フィルターは、これなんです。
    dab05863.jpg

    リンクはこちら

    密林で1990円のカラーフィルターです。これの赤をつけたのですが、どれほどGBをカットしてくれたんだろうって。

    で、パソコンに、これ↓を表示して
    bf6bbf4c.png


    さっきの赤フィルターで撮影したのがこれです。(わかりやすくするため強調してます)
    3805af6e.jpg


    たしかに、Rに比べると薄いものの、やはりGBが写ってますね~
    で、今度は撮影で使用しているLRGB合成用のRフィルターで撮ったのがこれです。
    02e02c5e.png


    ちょっと、CマウントのカメラとCマウントのレンズの間に2インチのフィルターを挟むため、適当にあるもので組み合わせてテープで補強なんてことしたので、スキマ光がはいっているようですが、見事にGBをカットしているように思えます。これでも強調してるんです。

    さて、それでは、このLRGB用のRフィルターのほうが良いのでしょうか?
    そもそも、ゆらぎを軽減するのには、波長が長いほうが大気の影響を受けにくい(夕焼けの原理?)ってことなんですよね。(たぶん。。。w)
    だから、赤以上が有効ってことで、赤外も写ったほうが有利?
    でも、このRフィルターはIRカットでもあるんので赤外は写りません。さて、どうしよう。。。

    なーんて、言ってますが、実は私のガイドカメラのASI174MM Miniは、赤外を受光しません。σ(^_^;
    メーカーサイトの特性グラフでは、せいぜい720nmぐらいからまったく受光していませんので、まさに赤外線はダメってことだと思います。
    であれば、そもそもIRカットされちゃうカメラなんだから、赤外有利だとしても気にしなくても良い?
    でも、もしかしたら?(笑)

    今度は、Rフィルターつかってガイドしてみますね。さて、どうなるか~???っとその前に1.25インチのRフィルター入手しないとな~


    こんにちは。
    GWも終盤を迎え、春の嵐にみまわれたりもしていましたが、昨夜、朝霧高原へ再チャレンジで行ってきました。
    もちろん、いつものkola29さん、やまぎりさんと一緒です。

    前回は、全天雲におおわれてしまい、何もできずに撤収してしまいましたが、
    今回は、若干の風はあるものの、空に雲はなく、予定していたテストもできました。

    以下のテストをおこなってきました。
    1 AOガイドで南中反転した後、ガイド信号は本当に反対にでているのか?
    2 上記の場合、PHD2の「子午線を超えたら反転信号だす」チェックは効果があるのか?
    3 AOガイドのとき、PHD2のガイドアルゴリズムは適用できるのか?
    番外 ガイドカメラに赤フィルターをつけるとシンチレーション悪化の星のゆらぎを軽減できるのか?

    その結果、
    1 南中反転後もガイドは問題なく行えた。前回、うまくできなかったのは、おそらくAOパラメータの設定の誤りか、空の状態悪化で、PHD2のガイドアリゴリズムを使用していなかったため、ハンチングが発生したのかもしれません。
    2 念のためやってみましたが、特に変化はありませんでした。
    3 これが一番の収穫でした。
    PHD2のガイドアリゴリズムはしっかり適用できて、今回はRA,DECともにレジストスイッチが良かったみたいです。
    露出を0.6秒にしてガイドしていたのですが、時折、ガイド星が薄くなったりするときも、このアルゴリズムを指定してパラメータ調整することで、うまいことガイドが安定してくれたみたいです。
    アルゴリズムはそのほかにヒステリシスや組み合わせでもやってみましたが、まだ、どれがベストなのかはわかりません。この辺りはもう少し検証が必要だと思います。

    本来、AOガイドでは100%ガイドで良いとマニュアルには記載されているのですが、日本の空の状況では、ガイド星の状況が著しく変化するため、一概にそうではないのでないかと思います。
    その点を考慮して、アルゴリズムをつかってうまくガイドできればと思います。

    さて、番外編のガイドカメラの赤フィルターですが、
    これは、前日にやまぎりさんから紹介されたあるブログに記載されていました。
    もともとは赤外をつかってガイドすれば、星のふらつきが軽減できるのでは?となっていましたが、そのブログ主も、結局、赤フィルターを入れることで、補色のグリーンをカットし、そこそこの効果があったとのことでした。
    折角なので、赤フィルターを装着してガイドしてみました。
    その結果は、、、、良くわかりませんでしたwww
    だって、外してガイドしていみて、比較しないとわかりませんから(笑)

    本当は、それもやってみるつもりだったのですが、別の問題が発生して時間が足りなくなってしまいました。

    前回まで、AOガイドは直焦点1000mmでおこなってましたが、フォーサースでも周辺の星が若干ながれるので、今回は、レデューサをいれてみようとセットしました。
    このレデューサ(TOA35)は、フルサイズでも結構いいとこまで収差が納められ、なにより、星像がつけてないときよりもいいんじゃないかってくらい、カリっと仕上がるので期待してました。
    ただし、レデューサの性能を発揮するためのバックフォーカスは65.5mmと定められているため、レデューサからカメラまでの間に、AO、オフアキ、FWを入れることは不可能です。
    考えた末に、AO、オフアキ、レデューサ、FWとして、65.5mmキッチリでカメラを取り付けました。
    それで撮影した画像がこちらです。
    e60b11b6.jpg


    kola29さんには、「ワープ体験」といわれるように、光速度で移動中の画像です(笑)
    なぜ、こんなことになってしまったのか、、、実は、AO装置には10mmぐらいのガラスが入っています。
    最初に見たとき、これ、大丈夫なのか?と思ってしまったのですが、当然、それほど厚いガラスが入っていれば、光路(光軸?)にも影響があるのでしょうか。。。65.5mmではダメだということが判明しました。
    いそいで、持っていたパーツを組み合わせ、バックフォーカスを短くしたり長くしたりといろいろやってみましたが、改善するどころか、中心像まで悪化することも。

    しばし、考えてみましたが、このレデューサってこのTOAのデフォの状態に合わせて最適になるような設計をしていると思います。(当然でしょうね)
    そこから考えれば、光路中に、厚いガラスが入って設計通りになるのか???
    おそらく、ダメ、、、ですよね。
    バックフォーカスのどこかでは、周辺の星像も丸くなるところがあるかもしれませんが、その時、今のシャープな星像が維持できるとも思えません。

    結論!
    AOガイドは、直焦点のみで行う!!!

    レデューサ入れるときは、通常のオフアキガイドでやることにします。

    実は、この件で大幅に時間を費やしてしまい、慌てて、レデューサを外した状態でのガイドカメラ側の長さ調整から始まり、RA、DECのバランスからなにから最初からやり直して、結局、直焦点で撮影を開始して、Haを2枚ほど撮影したところで、雲襲来。。。あとは全部真っ白画像になってしまいました。

    今回は、撮影よりテストメインでしたので、まあ、良しとします。
    最後に、Ha2枚画像です。
    ほとんど、なにもしていないスタック後かるく強調したものと、あれやこれや無理しすぎて、どうにもならなくなった画像をご覧ください。(笑)

    まずは、かるく強調した版
    9fe18d16.jpg

    sh2-86(NGC6823)の中心部 1000mm Ha10分x2 一応、フラットとダークはかけてます。

    次に、無理しすぎた版
    f8e1928a.jpg


    無理しすぎたっていうより、なにやってんだよっていわれるシロモノですね。。。
    恥を忍んで、さらさせていただきます(笑)




    怒涛の機材ネタ第三段!!
    今回は、とっても便利なキャップオープナーです。

    ヒマで仕方がないので、この機会に便利グッズの紹介です。

    天体撮影をやっていると、M42とかM48とかいろいろなサイズのリングを使います。
    それ自体はどうってことないのですが、いろいろな都合により、5mmとか4mmとか薄い延長リングを挟んでねじ込むこともありますよね。

    私は、ある時からスリーブを一切使わない主義で、とにかく接眼部はすべてねじ込みにしています。
    (回転装置などの構造上のものはもちろん除きますよ)

    で、撮影が終わって、さて撤収になって撮影機材を外していくのですが、毎回苦労しているのが、ねじ込みではずれなくなったリングです。
    正確にいうと外れないほど固くねじ込まれているというわけではなく、リングが薄いのでうまくつかめないため力が入らなかったり、そもそも、私、両肘に爆弾を抱えているため、いわゆるぞうきんを絞るような動作(ねじる動作ですね)がほとんどできません。軽くねじるならできますが、肘に負担がかかるような、力を必要とする動作をすると、激痛が走りとてもできません。

    そこで、毎回苦労して、滑り止めシートとか、ベルト式のオープナーとか、ほんとにいろいろつかって、それこそリング一つ外すのに30分以上かけてる時もあります。

    おそらく、肘の爆弾さえなければ、もうすこし楽に回せるとは思うのですが、どうにもなりません。
    前回の遠征で一番困ったのは、高さ4mmの変換リングで、まったくつかめず力が入りませんでした。
    結局、その場はあきらめて持ち帰ることになり、帰宅してからいろいろやってみましたがどうにもなりませんでした。

    キャップオープナーは、いままでもいろいろ購入してみましたが、突起が4mm程度しかないと、ほとんど挟む(つかむ)ことができないので、役に立ちません。かといって、滑り止めのシートを使って手で回すこともできない身体です。

    半日、検索して、やっと見つけました。って大げさです。(笑)
    実は、「キャップオープナー」での検索は以前もやって、ベルト式とか樹脂のものとかいろいろ購入してたので、別のキーワードで検索してました。
    それでもなにもヒットしなかったので、最後にもう一度「キャップオープナー」で検索してみたら、なんと、先頭に今まで見たことがないのが出てきたんです。
    それがこれです。
    27072b14.jpg


    右側にある銀のグッズです。
    使い方は、簡単で、外したいリングのサイズにあわせて、ざっと調整し、ハンドルをにぎると、てこの力で手前の押さえが上に上がりリングをつかみます。
    ded0577d.jpg

    2937a5a0.jpg


    最初、これでつかんで回そうとしたら、まったく回らず、それほど固くしまっているのか!?
    と驚いたのですが、実は、ハンドルを強く握りすぎたため、リングを挟む力が強すぎて回らなくなっていました。
    使い方のポイントは、挟む力(ハンドルを握るとテコで挟むので)を抑えてまわしてやることで、あんなに苦労していたリングがあっさりと回りました。

    力加減さえわかってくれば、キズを残さず回すことも可能ですが、どうしても金属製品ですので、気をつけないと小キズは覚悟です。
    (いままでどうしても取れないときは、水道管用のプライヤとか使ってましたので、それに比べればw)

    うまく使い方の説明ができていないかもしれませんので、動画をとってみました。
    とはいうものの、右手にスマホ左手で操作をしているので、なにやらモタモタして、結局、挟むところまでしかできていないのですが。。。(笑)


    ちなみに、私はこれをヨドバシカメラで購入しました。
    同じような製品は、いくつかのメーカーから出ているようですが、値段はまちまちです。
    これが一番安くって、在庫があったのでこれにしたってだけで、特に違いはわかりません。
    皆さんの、参考になれば。。。


    こんにちは。
    GWも折り返し、後半戦に突入しましたが、なにやら春の嵐とか。。。
    いくら満月期だからといって、空はスカッと晴れ渡ってほしいですね~

    そんな連休をすごしていて、まあ、やることもないので、先日導入したガイドカメラのASI174MM Miniについての使用感とか雑感を書いてみます。
    あくまでも個人的な素人感覚なので、どうかその辺はご容赦ください。

    ZWO社のASI174MM Miniは、SONY IMX174LLJ/IMX174LQJ 1/1.2インチセンサー(11.3mm x 7.1mm)を採用したミニカメラで、有効画素数は1936 x 1216ピクセル、画素サイズは5.86μmとなっています。
    ADコンバーターは12ビットで、ピークQEは77%と記載されています。
    パッケージはこんな感じでとどきました。今回はZWO社直販で購入しましたが、送料もかからず、1週間かからないぐらいで届きました。
    e78ec8b4.jpg


    本体は、ガイド用とうたうだけあって、QHY5LIII174を意識したようなサイズでいわゆるアイピースサイズです。QHYと違うところは、形状とASIはUSBが2.0ってとこでしょうか。
    あ、もうひとつ重要な部分で違いがありました。
    QHY5LIII174が$549(国内だと\75,800)なのに対して、ASI174MM Miniは$499(国内\64,100)となっていて、
    何かと出費がかさむ私にとっては大変重要な要素です。
    また、先ほども書きましたが、ZWO直販では送料などもかからないため、よりリーズナブルに手に入れられますね。 (光学系なので関税がかからないカテゴリですが、なぜか今回は国内消費税も徴収されませんでした。なんでだろうな?)

    さて、使用感の前に、このカメラを入手するキッカケとなったことを説明します。
    いままでガイドカメラはQHY5LIIMを使用してきました。
    このカメラもほかのガイドカメラにくらべると安価で感度もよく、とても重宝していました。
    ところで最近私は、オフアキシスガイドを行っているのですが、オフアキシスガイドの場合、その撮影対象の向きによっては、ガイド星の映り込みが少なく苦労することがあります。
    それでも、このQHY5LIIMは、良い仕事をしていましたが、もともと中古で入手したカメラでもあるのと、私の扱い方が悪いのか、どうもノイズが多く入るような気がしてました。
    その状態で、AO装置を導入したのですが、AOによるガイドを行う場合、補正間隔を短くすることが適正とされているため、ガイドカメラの露出時間を0.5秒程度にすると、その結果、ガイド星の映り込みが厳しくなり、ノイズに埋もれてガイドが難しくなっていました。

    もちろん、PHD2の設定でノイズリダクションを設定したり、Bin2x2にしたり、はたまたガイドカメrにフォーカルレデューサをかましたりしてみましたが、この際、センサーサイズの大きなガイドカメラにしてみようと、海外フォーラムなどの情報も参考に、


    ・StarlightXpress社 LodeStar X2 オートガイダー
    ・QHY社 QHY5LIII 174
    ・ZWO社 ASI174MM Mini

    に絞りました。


    絞りポイントは、
    ・AO装置に取り付けてオフアキシスガイド用とするため、取り付けスペースや光路長の確保を考え、アイピースサイズであること。
    ・高感度であること。
    ・現在のガイドカメラよりセンサーサイズが大きいこと。
    でした。

    サイト上では、やれセンサー性能だとかセンサーサイズなどで、喧々諤々の議論がされていましたが、
    私はそれらの技術的な見解にはについていけるほどの知識もないので、
    結局、最後は一番重要な要素の価格で決定したことはないしょです(笑)

    前置きが長くなってしまいました。(^^;
    使用感ですが、正直に言うと、まだ、2回ほどしか使っていないため、それほどの情報を持っていません。
    ただ、いくつか気が付いた点がありますので、それらを書いてみたいと思います。

    <良いなと思う点>

    ・あたりまえですが、アイピースサイズなのでスペースをとらず助かります。

    ・SONY IMX174LLJ/IMX174LQJ 1/1.2インチセンサーは評判どおり、高感度です。とてもよく星が映りました。

    ・ノイズもとても少なく感じます。なので、かなりの微光星も映っていたように感じました。
    ・赤いのがカッコイイ!(個人的な感覚ですがwww)
    c3b39de5.jpg


    <これはちょっとと思う点>
    ・USBコネクタがCタイプになってる。(システムに新しいコネクタがはいると面倒)
    ・価格(選んだ中で一番リーズナブルとはいえ、それでも高いですよね~。仕方がないのかな~)
    9c640074.jpg

    <PHD2との相性>
    ・私が使用しているPHD2.6.4では、カメラ選択からZWO ASI Cameraを選ぶだけで、ASI174MM Miniを認識してくれました。
    328a9384.jpg


    ・PHD2では、カメラの設定値がわからないので、APTで接続して設定をひらいてみました。

    APTで接続して開いてみると、こうなっていましたが、果たしてこれは、カメラに設定されている値なのでしょうか?
    それとも単にAPTの設定値なのでしょうか?この値を変更して保存してみましたが、APTのフォルダ配下でファイルが更新されたものがなかったので不明です。(レジストリとか別のフォルダとかもかんがえられるので。。。)
    もちろん、これを更新したからといってカメラの設定が変わるはずはないので、わかったところでどうしようもないのですが。。。

    ところで、Gainのバーが途中までグリーンなのはなんだろう???
    と思って、Pre Defined Settingsを選択してみたら、こうなりました。




    どうやら、unity gainの設定値がグリーンバーの値みたいですね。
    なんで色付けたのかわかりませんが、気にしないでおこうwww

    で、結局PHD2で動作しているときの設定値って何なんでしょうね。
    SharpCapで接続すると、最初にGainが143って表示されるんですよね。ってことは、やはりGain143,Offset1がデフォルト値でPHD2はこれで動作してるのでしょうか???


    以前から、PHD2で動作するカメラの設定値って気になっていて、PHD2の設定でカメラゲインを設定するところがありますが、この値のツールチップでは、「Camera gain, default=95%, lower if you experience noise or wish to guide on a very bright star. Not available all cameras.」ってでますので、googleさんの直訳で「ノイズが発生したり、非常に明るい星をガイドしたい場合は、カメラのゲイン(デフォルト値= 95%)が低くなります。 一部のカメラでは使用できません。」と訳してみた感じでは、カメラの設定値に対してここで設定した値の割合で動作するってことでしょうかね。
    結局、カメラ側の設定値は不明だし、PHD2では操作できないってことなんでしょうね。
    まあ、これも仕様ってことなんでしょう。

    なんだか、カメラの使用感なのか、PHD2の話なのかまとまらなくなってしまいました。(^^;
    文章の長さにくらべて、内容が薄いったらありゃしない(笑)

    結論!
    もっと使い込んでみてないとダメ。。。。いや、きっといつまでたっても薄い内容にしかならないだろうなw
    ここまで読んでいただいた方々、大変申し訳ありません。
    当方、知識もさることながらブログも素人なので、どうかご勘弁を(^^;

    あ、このカメラ、1/1.2サイズでもあるので、HyperStar用のDSO撮影カメラとしても使ってみるつもりです。

    もちろん冷却されてませんが、HyperStarのF2.0であれば露出時間を短くできるのでちょっと期待してたりします。



    こんにちは。
    GWに入って3日目ですが、本日はカレンダー上は平日ですのでお仕事の方もいらっしゃるでしょう。
    私は、この二日間も休みになっているので9連休をいただいておりますが、
    特にどこかへ行くでもなく、満月&曇り空の日々にゴロゴロしています(笑)

    すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、GW初日の土曜日に、kola29さん、やまぎりさんと満月を拝みに朝霧高原へ行ってまいりました。
    お二人が全く同じことを書いていましたが、私も同じことを。。。
    ポラリスがうっすら見えてきて、極軸設定を済ませ、カペラでピントをだいたいあわせて、撮影対象が昇ってくる0時ぐらいまで何かを取りながらAO運用のテストをいろいろやろうと空を眺めてみると、
    いつの間にか雲が広がり、あっという間に全天雲り。。。

    その先は、お二方が書いてますので省略です。結局なんの成果もなく撤収してまいりました。

    今回は、そんな話とは関係なく、タイトルのAO装置についてです。

    正式な名称は、STARLIGHT XPRESS社のSXV-AO-LF'Adaptive Optics'です。
    届いたのはこんなケースに入っていて、接続用のアダプタがズラリと刺さっています。
    eeae11ce.jpg


    ただ、これらのアダプタはM42とかシュミカセネジとかになっていて、いまひとつ使いにくい。
    私の場合、M72を基本にしているので、どうなるかと思ってましたが、実は、本体はM72ネジが切ってあります。
    (とはいえ、メスとかオスとかうまく合わないので、結局特注でアダプタをつくってもらったりするハメになりましたが。。。ww)

    とはいえ、なんとか接続をこなし、最初は、こんな感じでいままで使っていたオフアキを接続してテストをしてみました。
    bd02d73d.jpg


    左から、AO装置、延長筒、オフアキ(QHY5LiiM)、FW、カメラです。
    最初はこの状態で撮影をしてましたが、これ、ちょっとダメなんじゃないかと。。。
    AO装置内では10mmぐらいのガラスが動いて光軸を動かすのですが、AO装置とガイドカメラの距離って大事なんじゃないかって思うんです。制御はPHD2でキャリブレーションをしているのでそっちでやってくれるのですが、微妙な動きはセンサーがはなれていると誤差がおおきくなるのでは???

    また、このオフアキのプリズムは8x8mmでしたが、AO付属のオフアキは10x10mmで大きい。
    ということで、こんな感じにしてみました。
    c1fcfb71.jpg


    ん?ガイドカメラが赤くなってますね。。。www
    まあ、それはまたの機会にお話しするとして、この構成は直焦点なので1000mmです。
    この構成で撮影したのが、前回アップしたM3とかM101です。
    カメラはASI1600MMCOOLのフォーサースなのですが、それでも周辺の星像は収差がでてしまうので、次はこれにレデューサをつけてみようと先日臨んだ構成がこれです。
    6dd6ec0e.jpg

    オフアキ装置とFWの間にあるのがレデューサ0.7xです。
    レデューサのバックフォーカスがあるので、AO装置の後ろに入れてます。
    そのため、ガイドは1000mm、撮影は700mmの状態になってます。
    実際は、フォーサースサイズなので周辺を捨ててもよいかもしれません。その場合は、AOと鏡筒の間にいれれば、どちらも700mmでいかもしれませんね。

    で、この構成でのテストがまだできてないので、この連休後半に、再度ナローでチャレンジしてくる算段ですが、さて、どうなることか。。。

    テストのポイントは、AOによるガイドの安定です。
    いままで何度かテストをしてきて、すこしづつですがクセというか、なるほどって感じのことがわかってきています。

    このAO装置はマウントの代わりに光軸を動かすだけですので、その制御はPHD2が行ってます。
    そこで、PHD2にパラメタがあるのですが、これが少ししかない。
    6c53ee56.jpg

    ここにあるのは、主にキャリブレーション時や、バンプ(AOで補正できなくなった時のマウントヘガイド信号送出)の設定です。
    で?って感じですね。w

    ガイド時のアルゴリズムは、PHD2なのであるのですが、マニュアルによると、AO使用時のガイドアルゴリズムは以下のとおり。
    e922e95f.jpg


    そう、アルゴリズムなしで、指定しても積極性に100%を指定しろって書いてあるんです。
    で、この状態で撮影してみたのですが、キャリブレーションしたときのシンチレーションと同じであれば、そこそこ安定したガイドになると思うのですが、それが変化すると、あっという間にハンチングしてしまって大暴れになることも。
    試しにそこでもう一度キャリブレーションしなおしてみると、やはり安定してきました。

    う~ん、、、ガイドアルゴリズム無しでやるのって、無理があるんじゃないかな~。。。と思ってます。
    そんなに空が安定しているはずないとおもうんだけど。。。。

    で、次回は、ガイドアルゴリズムを指定してみようかと思ってます。それも積極性を70%~80%ぐらいでね。
    ad896008.jpg

    それが効くのかどうかはマニュアルではわからないので、やってみるしかないと思います。

    もう一つ分かったのですが、南中して反転したとき、ガイドがどうにもならなくなりました。
    どうやら、反転したとき、AOのガイド信号は反転してくれないみたいで、AOだけ再キャリブレーションしたら安定しました。まあ、反転したときは起きてますのでいいっちゃいいんですが、最近のマウントでのガイドは、反転すればDECは逆にうごいてくれるのが普通なので、当たり前だと思ってましたが、古いマウントには、やってくれないものもあるんですね。
    AOもその部類にはいるのかもしれません。
    ってことは、この、Shared Parameterにある、「子午線を超えたら赤緯(DEC)を逆転する」にチェックを入れておけばいいのかもしれませんね。
    2a9d5106.jpg

    これも、次回テストしてみるつもりです。

    まだまだ、実績が少ないので、すこしづつ進めて、また、どこかで報告するつもりです。
    ただ、夏は広角も撮影したいので、夏の間はしばらく離れるかもしれませんが(^^;






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