たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    2018年08月

    こんばんは。
    急に秋の気配を感じるようになってしまいましたね。夏の天体ってどこ?w
    さて、夏休みを終わりを迎えようとしていますが、昨夜、北関東方面が晴れそうだとのことで、
    茨城の花立に行ってまいりました。
    金曜ということもあって、現地には人がおらず、結果、kola29さん、YKMさんと私の3人だけ。
    途中で離れたところにだれか入ってきたようですがはなれていたのでわかりませんでした。

    到着時はほとんど風もなく、さわやかな、、、というか、少し肌寒くなりそうな感じでしたが、
    空が暗く始めたころに、少々の風。それでもそれほどこまるほどではなく、
    それよりも久しぶりの晴れだし、風も弱いのでウキウキです。

    今回は、前回光軸調整に失敗したC6&HyperStarでの撮影で、トライバーティノフマスクは、自作品を複数持参しての調整になりました。
    結果は、バッチリ!!
    まあ、最後はどこまで追い込むかってことなんでしょうが、、、シュミカセ惑星組の方々には怒られちゃうかもしれない感じの調整でよしとして、、、www
    月がかなり西にかたむいたこころから、ナローで撮影を開始しました。
    今回は、やく3年越しで”撮影を試みて玉砕”を繰り返してきた、難物へのトライです。

    ちょうど東の空から上ってきている、ケフェウス座のsh2-129&OU4。
    そうです、ダイオウイカ狙いです。

    ダイオウイカ(OU4)は、OIIIでしか写らず、かつ、かな~り淡いので、露出時間がものをいうといわれているそうで、それでもなんとか写したい!!
    と、繰り返しチャレンジしてきたのですが、毎度毎度のトラブルやら、ほかの天体への目移りやらで結局いままで撮影できず。。。

    前回から、高ゲイン短時間露出多枚数の撮影が気に入っていますので、今回もその手で行きます。
    また、C6では100mmのガイド鏡でガイドしてるのですが、どうもPHD2のパラメタが悪いのか、なんか今一つ。
    前は単焦点でこのセットでのガイドは問題出たことなかったのですが。。。

    まあ、だましだましガイドするとして、短時間露光でどうにかなるかなっ

    で、試し撮りした結果、ゲイン300で60秒。これをそこそことればエラーがあっても2時間ぐらいはいけるっしょ。

    で、まずはOIIIで撮影開始。取り合えず、128枚セットして撮影開始。
    途中、雲の通過か風か、ガイドが少しあばれてエラーもあり、その中から、星の大きさにこだわって厳選したら、84枚にしかなりませんでした。。。悲しい。。。。
    もう少し、チェックを緩くすれば100枚は越えると思うのですが、、、一度はじいたやつを入れるのは結構抵抗があって、、、
    これは仕方がないので撮り増しですね~

    そのあとはHaを120枚セット。
    こちらも、厳選して99枚となりましたので、合計で3時間程度にしかなりませんでした。
    特にOIIIはあと4時間ぐらいはほしい感じがします。
    この大王さまにつては、かなり、無理して処理してますので、ノイズが残ってしまいました。
    撮り増ししたらやり直したいですね。

    0970edbe.jpg


    sh2-129 & ou4(ダイオウイカ)
    C6 & HyperStar 298mm f1.9
    ASI1600MM-COOL -20℃ gain300 OIII:60"x84 Ha:60"x99
    AOO合成

    高解像度版はこちら

    大王さまが薄い!!!!

    さてさて今シーズン中に完結するか?それとも来年に持ち越しか?
    ちなみに今回はトラブル無しでした~!!!


    みなさん、お暑うございます。
    夏休みはいかが過ごしですか?

    お盆時期に新月と、ビッグチャンスだったのですが、めぐまれ思惑とはうらはらに、毎日、モンモンと過ごしています。。。

    実は私、8/10~8/19まで夏休みってことで、「しらびそ高原で連泊なんていっちゃって~」などと浮かれていたりしたのですが、ふたを開けてみれば、空は曇り、昼間はあまりの暑さで家から出ず、ひとりでゴロゴロと堕落した生活を送っていました。

    何とか星空を拝めたのは、前回報告した天城高原だけ。
    そのときのテストだったトライバーティノフマスクでのC6の光軸調整失敗もあったので、
    自作をしてみることにしました。

    作成するにあたってのコンセプトは、
    1.屈折でも使えるかもしれないから、屈折用には中心に穴のあいていないやつをつくる。
    2.C6用には、穴が開いているヤツでよいが、HyperStarで使うのでカメラやFWのサイズにあわせて穴の大きさを調整する。
    3.光条をクッキリできるようにWOのバーティノフマスクを参考にする。

    さて、まずは、トライバーティノフマスクの基本図面が必要です。
    それは、Tri-Bahtinov Mask Drawings Generator で作成できるので、パラメータを調整しながらよさげなsvgファイルを作成しました。

    作成したC6用のトライバーティノフマスクがこちらです。
    984e05f2.png


    中心の穴のサイズは、フィルターケースのサイズに合わせて79mmに設定しました。(実際はギリギリすぎたので製作後に少しけずってます)

    ベースをこれとして、問題はコンセプト3です。
    WOのバーティノフマスクは少し前に報告したように、こんなにみやすくなりますが、


    どうしてこうなるのか、、、見た限り、WOのマスクは、
    クリアのアクリル板でできている。
    スリット以外の部分には、本当に細いラインがたくさん入っている。
    このラインがスリットと並行になるようにビッシリはいっているので、それがポイント?
    クリアを使っていることで、減光が少ないためとても明るいが、その溝がはいっていることでいい感じになってるのか?

    まずは試しに、屈折用のトライマスクを溝無しで作ってみました。

    (1日目)
    素材はアクリル板クリア2mm厚をチョイスしました。
    カットは、近所のカインズホームでレーザーカッターを使ってカットしました。

    ただしレーザーカッターは、adobeのillustratorで図面を読み込むため、aiファイルのみしか扱ってくれません。
    そこでsvgファイルをconvertioってサイトでaiファイルに変換したものの、illustratorを持っていない私は、うまく変換されているかどうか確認することができないため、カインズで確認です。
    幸い、変換は成功していたようなので、ひととおりスタッフに使い方などを教えてもらい、いざ、カッティング!
    レーザーカッターは時間レンタル方式で、20分1500円とちょっとお高めです。
    しかも図面の読み込みや操作も時間に含まれてしまうので、モタモタしてると延長ってことに。。。

    60d6f8e9.jpg


    おお~、、、スゲェ。。。どんどんカットされていく。。。
    ものの5分ほどでカット終了です。無事、20分以内でおさまりました。。。ふぅ~
    出来上がったのがこれ。
    bd981061.jpg


    焦点距離の長い屈折用に作ってみました。
    その日の夜、さっそく、簡易確認ですが、確認は、部屋から見える夜景でみているので、
    その光源の形や強さが星と比較にはならず、あくまでも簡易テストです。
    いくつかのマスクで同じ光源をみてその差をみることで確認する腹づもりです。

    して、その結果は、、、
    ん~、、、光条自体はかなり伸びているのですが、伸びてほしくない方向にもたくさん光条がでてますね~。。。
    やはり、たんなるクリアだと光を通しすぎちゃうのかな~

    そうなると、あの溝を掘ってみるしか手はないのですが、、、、
    実物にルーペとノギスをあてながら、何とか溝の太さと間隔を測ってみましたが、
    おそらく、0.2ミリの太さで0.5mm間隔ではないかと、、、おそらくです、おそらく(^^;

    ここから、溝を図面にいれていく地獄のロードに突入だ~!!!
    えーい!!!
    シコシコ、、、シコシコ、、、(変な想像しないようにね)
    7069f0b4.jpg

    シコシコと線を描き続け、やっとできました。
    とはいえ、それほど正確な間隔はできません。ムリなんで(笑)
    2d3ea96d.jpg


    んでもって、このsvgファイルをaiファイルに変換してカインズへレッツゴー!!!

    (2日目)
    一度使っただけなのに、オレは慣れてるぜって感じでレンタルし、aiファイルを読み込んで愕然!!!
    図面が壊れてる。。。。。
    illustratorで読み込めたものの、なんか、オブジェクトが変な形でしかもずれてる箇所がある。。。
    仕方なく、なれないツールではあるもののフォトショに似たインターフェースでもあるので、どうにか図面を修復し、どうにかこうにか印刷(レーザーカットは印刷で行うので)できるところまでこぎつけました。

    ところが、カットは前回やっているので問題ないとして、溝ほりは彫刻機能を使います。
    それがわからずスタッフに相談するも、彫刻の深さは指定できず、深さを調整するなら、レーザーの出力と速度でトライ&エラーでやってみるしかないと。。。(じ、じかんが、、、、)

    そのため、アクリル板の隅のほうで、レーザーの値を変えながらトライしてみましたが、
    うーん、あんまり変わらない気がする。。。もう一度スタッフに相談しながら会話しているとき、もしかしてと思って聞いてみると、illustratorの線の太さ指定でカット部分は0.001pt指定なのですが、彫刻する場合は細すぎるかもってことで、1pt≒2.83mm1mm≒2.83ptだったはずなので、彫刻部分を0.5ptにして再トライ。
    すると、それなりに溝ができています。でも、なんか点の集合って感じ。。。きれいじゃないなぁ。。。
    う~ん、、、もしかしたら、スピードをもう少し遅くしなければいけないのかも。。。

    この時点で時計を見るのが怖いぐらい時間が経過しています、、、目の届く範囲に時計がないので、少々あせってますが、

    え~い、このまま印刷いっちまえ~!!!!

    できました。
    一応、溝付きC6用を2枚カットしてまいりました。
    なんと使用時間は、2.5時間!!!、、、、多大の追加料金をお支払いしてましりましたが、
    勉強&楽しみ代と思えば、それほど高いものではなく、、ただ、財布がさみしいことになってるだけなので。。。

    cad1dea5.jpg


    溝は見えませんが、それなりに入っています。
    あ、白く濁ってるところは気にせずにね。あとで磨くので(^^;
    これで、昨夜、外灯チェックした感じはこちらです。
    eaff2755.png


    ううう、完全クリアよりはいいのですが、やはり無駄な光条が出てますね。。。
    これでも光軸調整は可能だとは思いますが、ちょっとな~。。。

    ところで、前回、星〇屋で購入したトライマスクが今一つだったって書いたのですが、
    原因は、私にありました。
    このマスクC6用になっているので、センターの穴がC6副鏡サイズのためHyperで使うフィルターケースがあると入りません。
    そこで、二つに切断して使おうと、補強のため薄いクリアのプラ板をはり付けており、どうやらそれが原因で光量不足になり、光条が出なかったようです。
    そのプラ板をはずしてやってみたのがこちらです。
    1303b5c3.png


    とってもいい感じですね(笑)

    差をみると、自作のほうは光条が長くなっているのですが、おそらく溝の精度が悪いため、複数本に分かれてしまっているように思えます。

    ただ、あくまでも外灯という強い光源でのチェックなので、実際の星で確認してみたいと思います。
    自作マスクはもう一つあるので、こちらは黒く塗りつぶして通常のトライマスクのとして試してみます。

    今、試用版のillustratorをダウンロードしたので、普通のバーティノフマスクとトライマスクに線を書き込んでいます。illlustratorだと線を引くのが楽ですね。間隔もほぼ同じ間隔で書けそうです。
    ただ、試用は7日間なので、おそらく、間に合わないと思われますが、、、、(笑)

    最後に最強の兵器を追加したことを報告します。
    先日の天城高原でまるで雲のような天の川を堪能したのですが、実は、私の眼には文字通り雲としてしか見えてませんでした。。。
    すでに老眼もあり近眼もありで見える範囲がせまいものの日常生活では裸眼でちょうどよいところで収まっているため、普段は裸眼です。
    で、近くのものや細かいことをするときに、老眼鏡、車を運転するときに近眼鏡を使ってますが、この近眼鏡は疲れないように0.8程度に調整してあるので、掛けても天の川は雲でしか認識できません。

    天の川ってホントに星?って疑問を持ってしまわないように。最終兵器の導入です。

    それは、、、これ、、、
    Hyper Stardust Eye Strengthening system!!通称HSES!!!






    1992e6ac.jpg


    すみません、、、1.2に調整したJinsです。。。(^^;


    いやはや、ずいぶんと久しぶりの更新になってしまいました。
    毎年同じことを言っていますが、今年も言わせてもらいます。

    今年の夏はどうなってんだ~、まったく!!

    6月の終わりに更新したっきりですが、昨夜、雲の間隙を縫って、やまぎりさんと遠征してきました。
    場所は天城高原。
    ここは、南が海なのでとても暗く、夏の星空としては一級品です。
    難点は、雲が出やすいことと、大風ですが、、、

    最近のGPVとかSCWは実態とかみ合っていないのか、かなりあてになりません。
    そこで、もしかしたらも加味しつつ、思い切っていってみました。
    するとどうでしょう。暗くなり始めると、あっという間に、とっても濃ゆい天の川が!
    いつの間にか満天の星空が、それだけでも癒され効果は抜群で、個人的にいろいろあった心にしみわたります。

    ただ、、、、風?えっ?強風?
    何かが飛んで行ってしまうのではないかと思うときがあるほどの風に見舞われてます。(^^;
    もうこればっかりは仕方がないのですが、それは覚悟の上だったので、
    今回は、風に弱いTOAはやめて、C6&HyperStarの装備でやってきました。
    今回は、星〇やさんで購入したトライバーチノフマスクで光軸調整をちゃっちゃと済ませて、ガンガン撮りまくりです!
    ・・・だったのですが、、、

    届いたときから心配してたんです。。このトライバーチですが、スリットが結構細いので大丈夫かな~って思っていましたが、案の定、光条がの分解能がひくく使えませんでした。
    理屈はわからないのですが、通常のバーティノフマスクでも細いとダメで、TOAで使っているスリットが太い奴だときれいに分解してくれます。
    やっぱりなぁ。。。仕方がないので、うっすら見える光条でがんばってはみたものの、
    撮像をみるとやっぱりダメ。。。もう、面倒だし、どうせ強風だから今回はあきらめてこのまま撮影してきました。
    それでもこの強風の中なので、ゴットハンドさんにならって、ゲインを最大値の300に設定して、露出を5秒。
    これで、30分ぶんのLとったら、RGBは2binで撮りまくればなんとかなるか、、、

    で、Lを400枚近くセットして撮影開始です。
    するとどうでしょう、なにやら冷たいものが風にのって私のほほにあたりはじめます。
    まさかの雨が遠くの雲に乗ってきたかと、空を見上げると、天の川の舌のほうに別の星雲??

    いやいや、雲の襲来!!!

    いやぁ~!!!!!!
    やってきやがった~!!!!
    しかも雨もポツポツと。。。。そのまま全天雲に覆われ、い光学系を濡らしたくなかったので、そそくさと撤収となってしまいました。撤収時刻は23時ぐらいかな?

    帰宅して撮影できたものを確認してみると、5秒画像が128枚撮影されてました。
    その中でなんとかなりそうなものが、83枚だけ。しめて7分弱のL画像だけになりました。
    ダークは帰宅してからでもいいけど、フラットをとる暇もなし。
    この夏の初ものはこいつにしました。

    9b1b38d1.jpg


    ASI1600MM-COOL -20℃ ゲイン300 5秒x83枚
    C6 & HyperStar F1.9 298mm


    ご存じM8です。
    HyperStarのイメージサークルは対角16mmまでなので、だいたいそのぐらいにクロップしてあります。
    それでも光軸がずれてしまっているので星がいびつですが、まあ、今回は仕方なし。強風だったしね。
    さすがに5秒なのでガイドもノータッチです。

    ゴットハントさん方式で初めてやってみましたが、結構いけますねこれ。
    ただ、画像処理時の枚数だけはかなり面倒です、、、83枚の選抜もめんどいのなんのってwww
    でもASI1600はすぐ飽和してしまうので、この方法っていいのかもしれませんね。

    皆さんお待ちかねのトラブルももちろんありました。
    PCからPCへのリモートデスクトップが接続できず、今まで見たことのないメッセージが出てきました。
    幸い天城高原はAUがつながっていたのでネットで検索すると、今年5月のWindowsUpdateによるセキュリティ強化のためで、そのあとに出ているパッチを当てれば問題がなくなると。。。
    いつUpdateしたのか覚えていませんが、その後のパッチなんてのは当てた覚えもないので、
    そのほかの対処方法ってやつのうちのひとつをやってなんとかなりました。
    まったく、毎回毎回こんなんばっかりです。。。

    今回は、トライバーチが使えないってことがわかり、満天の星空&濃い~天の川が堪能できたので良しとします。


    このページのトップヘ