たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    機材

    前回の遠征で起きたバッテリートラブルは、その原因を古いノート(メインPC)と断定したので(根拠はあるにはあるのですが。。。σ(^_^;)
    ついに中古のノート達からはなれて新しいPCを導入することにしました。

    コンセプトは省電力です。
    なので、モニターもないミニPCから、省電力のAMD A6-1450を載せたこいつを選びました。お手頃価格でもあったしね。

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    まあ、スペックはそこそこですがwin10proでSSDで省電力なので、メモリもSSDも容量アップでいっちょ前になります。
    モニターがないので、トラブラーたじとしては若干の不安は否めませんが。。。
    これで問題解決してくれることを祈ります。

    さて、タイトルの黒船ですが、それはこれとは違って、太平洋の向こうの大陸から、コーラ片手にハンバーガー食べながらはるばるハリウッドからやってきました。
    通関で役人がモタモタしたおかげで予定より1日遅く到着です。σ(^_^;

    これは、到着時に、輸送中に箱が陥没したとのことで中味を確認してくださいと言われて、玄関先で三脚だけだした状態です。三脚だけで16kgあるのでだすのも一苦労。 他に見える箱は、赤経体、赤緯体、その他です。
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    箱を部屋に運んで、、、
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    一つづつ中から発泡スチロールを取り出して、、、
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    全部だしてみました。
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    で、組み立ててみました。
    ジャジャ~ン!!
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    Losmandy G11G赤道儀です。

    ジュラルミンを切削加工した本体と、
    同じくジュラルミンで16kgの重量の三脚は、とても安定感があり安心できます。

    ウエイトとのバランスの為に試しにTOA130を載せてみました。
    DSC_0993

    あまりに散らかっているので下から撮ってますので全体が見えにくいですね~σ(^_^;

    本体は華奢に見えますが、触ってみればとんでもない安定感です。
    一言で言うと、カシャン!!ってかんじ。
    伝わらないですよね(笑)

    もう、どこのネジ、ボルトを緩めててもピシッとしてるんです。グラグラ感が全然ない。

    ただ、慣れないのはサーボモーター。
    いままではステッパーばかりだったので、音と動作の違いに驚きました。

    さて、実践投入までにはもう少し時間があると思うので、この赤道儀の情報はなかなかないし、せっかくなので、次回から少しづつ、各部の紹介をしていこうと思います。
    (あくまでも想い、なのでw)

    次回は、マウントの各部を、その次はこいつの司令塔のGemini2にスポットをあててみたいと思いつつも、果たしてどこまでできるのか?σ(^_^;

    ではまた~。。。

    梅雨の危険な感染症にかかってしまったかもしれません。。。
    みなさんが最も恐れている、ポチリヌス菌感染症です。

    インターネットでなんでも探せて、なんでも購入できる便利な時代。
    物流もドンドン進化して、翌日には届く。。。

    天体グッズだって、Amazonにフツーに売ってる。。。

    先日、WO Star71でやっと撮影できたので、心が満たされたと思っていた、その心のスキマにスッっとはいりこんでしまったようです。

    撮影、楽しかったなぁ。。。
    ガイドがちょっと安定しなかったよな。。。
    ガイドの星像が、なんかチラチラしてたし、いびつだったような気がしたよなぁ。。。シンチレーションのせいかな。。。
    でも、天頂付近の撮影してたときもだよなぁ。。。

    SE120についていた50mmファインダーをぶった切って、ガイド鏡にしてみたけど、いまひとつな感が。。。

    ネットで調べてみると、PHDでガイドする星はシャープのほうが安定するって(まあ、そのとおりですよね)
    ってことはアクロマートよりアポクロマートのほうが良いってことで、、、
    心がどんどんエスカレートしていって、コ・ボーグ36EDなんかどうだろうって、ほとんど購入直前にきて、
    いつものメンバーに話してみたら、「その値段で、フツーのガイド鏡とガイドカメラかえますよ」ってやまぎりさん。

    フゥ~。。。危なかった。。。やまぎりさんにいわれてなかったら、ポチってたでしょう。。。
    確かにそこまで必要?って気がつきました。

    でも、ポチリヌス菌感染症は、そんな簡単に完治できません。
    というわけで、WOのガイド鏡をポチってしまいました。

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    実は、本題はここからなんです。
    翌日に届いたガイド鏡にガイドカメラを装着してピント調整を・・・
    。。。。。。合わない。。。。
    ヘリコイドを一番短くしても、あと1,2mm中に入らないとピントがでない。。。orz
    接眼部をバラしてみても対処方法がない。。。唯一は、ヘリコイドの赤いリングを取り外してしまえばその分短くなるのでピントはでるものの、ヘリコイドが固定できなくなってしまう。

    貴婦人にガムテで固定させたガイド鏡をつけるわけにはいかん!!!!

    ということで、いろいろ眺めてみると、、、

    私のガイド鏡は、防犯用の暗視カメラのSA-49795っていうのを使ってまして、かなりの高感度カメラなのでガイドカメラとしてはまったく問題ないのですが、接眼部に接続するために、WebCamアダプターをつかってスリーブに挿しています。
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    この上のM12ねじがガイドカメラに接続されて、下が31.7mmスリーブになってます。

    結局、ガイド鏡からセンサーまでの距離がもう少し短くなればよいわけですが、このアダプターは短くすることができない。
    ネットで情報をあさっていると、笠井トレーディングで販売している、アダプターだったらなんか短くなりそう。。。


    これなら、ネジの下が短いでしょ。2mmぐらい短縮できますよね。
    早速注文!。。。とはいかず、これ3000円以上する。。。
    今使っているアダプタって確か1200円ぐらいだったのに。。。。妙なところでもったいなくなってしまって。。。
    どうしようかなぁ。。。とモヤモヤしていると、

    ひさしぶりに何かが降臨!!

    スリーブを中に入れればいいんじゃねって誰かがささやいた?

    スリーブが中に入らないようにしているストッパーを削り落とせば、、、、
    でもって、あらたにストッパーをつくってやれば。。。

    まずは、ストッパーを削ります。
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    次に、道具箱に転がっていた、樹脂で出来ている31.7延長筒をぶった切って、新ストッパーを作ります。


    黄色線で切断した真ん中を使います。

    それを接続してエポキシで接着すれば出来上がり。
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    まだ、接着途中なので、削ったあとがボロボロです。(^^;
    きっと、これでなんとかなるかな。。。
    これで、約8mmフランジバックが短くなりました。
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    みなさんも、感染症には十分注意してください(笑)

    7/17 ピント結果です。
    自宅ベランダから約5Kmほど先の鉄塔でピントをチェック。雨上がりの曇りでしたが、ピントの前後が出せましたのでOKです!あとは、星でピント調整すれば問題なしですね。



    この赤道儀を入手して半年あまりがたちました。
    最初は、うれしくってただ動けばそれだけで満足していましたが、
    使っていくうちに、いろいろ考えることがでてきました。
    また、この赤道儀を入手してから、おなじEQ赤道儀をつかっている人たちとも知り合い、最近では一緒に撮影にいって楽しんでます。
    今回は、そのみんなへのインタビューで得られたこともあわせて、EQ赤道儀ってどんな赤道儀?
    って感じで書いてみます。

    さて、EQ赤道儀ですが、今、一緒に撮影に行ったりしているのは、
    kola29さん
    DRAGONDEMANDさん
    さすらいさん
    やまぎりさん
    (たぶん年齢順)
    と私を入れた5名です。
    そのうち、EQ5-GOTO赤道儀が4名、EQ3-GOTO赤道儀が1名です。
    まずは、こんな質問を。
    「こんなとこが良い、こんなとこが使いにくいなど、ザックリとください」
    (大雑把な質問ですみません)
     
    ・高度、方位調整ネジがまわしづらいね。固いし。
    ・赤道儀のケーブル短いでしょ。DECに接続するケーブルがギリギリ。
    ・極軸望遠鏡にキャップついてるけどガバガバ。これいるの?
     
    など、製品としての詰めの甘さがかなり出ています。某大陸の製品ならではってことでしょうか。日本人としては気になる部分が多々あるようです。
     
    とはいえ、
    ・何かあると安いから某国製だからと言った先入観が先行してしまう点(笑)
    なんて、意見もありました・・・
     
    でも、悪い意見ばかりではありません。
    なんといってもこの赤道儀、安い!です。
    ほかの赤道儀と比較してもかなりリーズナブルで、しかも、極軸望遠鏡、自動導入もついていて、ほぼフル装備でこの価格(価格はシュミットさんで見てくださいね)
    安いってことはそれだけでもメリットですよね。

    そこで、
    「コストパフォーマンスはどうですか?」
     
    ・コスパは高いと思います。今のところ後悔はまったくありません。
    ・初心者にとって、価格的にも性能的にも最適だと思っています。
    ・コスパは高いでしょう。各ショップの人にEQ5で長焦点撮影は無理と云われましたが、とりあえず撮れてます。
     
    ただ、EQ3-GOTO赤道儀所有者のやまぎりさんからは、
    「写真を撮りたいのならば、EQ5にすべきです。価格の差が余り無いにも関わらず、性能差が大きいです。EQ3を敢えて選ぶ理由は無いでしょう。」とのご意見も。
     
    この性能差は、イコール強度ということでしょうか。
    おそらく、ギア精度などは変わらないと思われます。

    そういえば、ここまで、ギア精度についてはなにも出てきませんでした。
    それは、われわれが、そこまで言及するほど使い込んでいないってことの表れかもしれませんが、ギアについては、ある意味「仕方なし」ってことでもあるのでしょう。
    もっと言えば、比較するものをだれも持っていないので、良いのか悪いのか、価格相応なのかどうなのか。わからないんですよね。(笑)
     
    総合的には、
     ・コストパフォーマンスが高い(=安い)
     ・初心者が始めるのに十分すぎる機能があるのでオススメできる
     ・撮影重視なら、EQ3-GOTOよりEQ5-GOTOのほうがオススメ
     ・でも安いからにはそれなりに理由があるからね
     ・細かいところは多めに見てね

    って感じでしょうか。
     
    ここからは、私の個人的感想です。
    この赤道儀、搭載可能重量は9.1kgとなっていますが、撮影で考えるならば、
    実地では風などもあって、7Kgぐらいまでと考えたほうが良いと思います。
    オートガイドとかでは、かなり厳しいことになります。
    重さだけではありません。
    私は、最近、長焦点で6Kgぐらいを載せていますが、長焦点と言うだけでも厳しいです。
    やはり、もっとしっかりした架台だったらと思うところはありますね。
    でも、それだからいろいろ考えるものです。
    ポタ赤で撮影していたときにやっていた、三脚に錘をぶら下げて安定させる方法を真似して、赤道儀のセンターに使っていないウエイトをつけてみたり、ネジ類はしっかり締めるなど、できることはいろいろやっています。
     
    そうなんです。
    ダメなところは工夫すれば、少しは補うことができるかもしれません。
    いわく、
    短すぎるケーブルは自作しました。
    抜けたコネクターは交換しました。
     
    ・・・・なんか、悲しくなってきた。。。
    みんな、がんばろうね。。。

    さて、最後に、みんなから集めた実際に起きたことを列挙しておきます。
    この製品、こんなことが起きたんですよ。
    (起きた場合は、販売店に連絡したほうが良いです。結構、丁寧に対応してくれるものです。実際にで交換などもありました。)
     
    ・DECのコネクター内のピンがぬけて赤道儀がうごかなくなった
    (自分でコネクターを交換)
    ・三脚の足元のネジの部分の筒が抜け落ちた。
     見ると、止めてあるイモネジがスカスカだった。(接着剤で固定して対応)
    ・高度調整ネジがボディに食い込む(構造上の問題)
    ・三脚を開いたら、開き止めが折れて大また開きになってしまった
    (販売店で交換対応)
    ・ギアで異音(調整が適当。じぶんで調整)
    ・極軸望遠鏡そのものがゆがんでいる(どうしようもありません)
     
    購入を考えている方、いいとこ、悪いと全部ひっくるめて、使うことを考えられれば、とてもコスパが高い赤道儀です。
    そして、EQ赤道儀は、ネット上に情報が少ないので、ぜひブログへお越しください。
    私たちは関東圏で撮影してますので、ロケーションさえあえば、ぜひご一緒しましょう。
     

    今週末の観望会に向けて、いろいろやりたいことが一杯です。
    C6の光軸調整は、自宅でできる限りはやりましたが、最終的には恒星をつかって追い込まないとできないので、現地でやるしかありません。
     
    そのほか、ピントの追い込みのためにやれることは、カメラのスケアリング調整です。
     
    ネットでググってみると、いろいろやり方がありましたが、Zero Gravityさんのサイトで紹介されている方法が一番やりやすそうだと思って、早速、天文ショップキャンドゥでまな板と鏡を購入してきました。
    (アストロショップ ダイソーもあるのですが、会社の近くにはキャンドウがあるので)
     
    で、出来上がったのがこんな感じです。

     
    物置部屋でやってたのでいろいろ写ってますが・・・
     
     
    最初は、上から照射するレーザーをまっすぐ戻さないといけないと思って、レーザーコリメータの中心に戻っているかどうか、立って確認、しゃがんでは調整を繰り返していて、まるでスクワット状態。
    (翌日は当然筋肉痛でした。。。)
     
    結局、なんとなくしか調整できなくってその日は終了しました。
     
    翌日、ふと思い立ったのは、「センサーとマウントが平行にするのが目的」ってことなので、コリメータにまっすぐ戻さなくってもいいんじゃないってことでした。
     
    何を言っているのかわかりにくいですね。
    こういうことです。
    これは、左がセンサー反射の結果で右がアダプターの上に乗せた鏡の反射です。
     
    753c007a.jpg

     
    上の十字の横の丸い穴からレーザーが出ていて、下のカメラに反射して、十字に写っています。
    どちらも同じ位置に反射するので、センサーとアダプタ表面は平行になっていることがわかります。
    (ちょっとズレているかな)
    これで、座ったまま調整すればよいので、あっという間に調整が終わりました。
     
    ざっと、方法ですが。
     
    1 アダプターをつけない状態で、ミラーアップし、センサー中心にレーザーを照射し、反射したレーザーが十字に行くようにまな板の傾きを調整。
    2 そのまま上に鏡をおいて今度は、十字に行くようにアルミホイル片を鏡の下に挟んで調整。
    3 カメラボディのマウントリングをはずして、その下に2ではさんだアルミホイル片をリングのしたにいれてリングを戻す。
     
    これで、カメラボディの調整は完了
     
    4 次にアダプターの上に鏡をのせて確認し、十字に行くようにスケリング調整リングを調整
     
    これで、アダプター付きで終了です。
     
     
    アダプター状態での調整は、スケアリング調整リング(実は先日のオフアキガイダーに付いていた機能。オフアキガイド→スケアリング調整リングになってしまいましたが・・・)を使っていますので、ヘクスキーで押し引きするだけです。
     
    まな板に刺さっているボルト類とレーザーコリメータは、家にあったものなので、締めて216円のスケアリング調整装置です。
     
    さあ、あとは、光軸調整です。これで、作品のできばえの悪さをカメラのせいにできなくなってしまいました。
    でも、まだ、シーイングと光軸調整のせいにできるか・・・(笑)
     

    PHD2 Guiding。
    言わずと知れた、天体撮影やってる人ならほとんどの人が知っている、ガイドソフトです。
    いまは、PHD2となってVerもv2.3.1cとなっています。
    私も使っているのですが、ほとんどデフォルト状態でただ使っているだけ。
    なんだか、いろいろ設定ができるようですが、いまひとつ理解できず使ってました。
     
    でも、やっぱり理解したい!
     
    そんな思いから(?)、、、いやいや通勤電車でひまなので、調べてみようかなって気になりまして、まずはマニュアルから読み込んでみるか。と。
     
    もちろん英語なんて縁とおい私ですが、幸いにも日本語化したマニュアルを配布していただいているHIROPONさんのサイトで、最新VerのマニュアルがUPされています。
     
    今日は、通勤の行き帰りにこれを読み込んでみて、帰ってきてから試してみました。
     
    まだまだ、完全攻略にはほど遠い状態ですが、すこーしだけわかったことをちょっと書いてみます。
     
    まずは、この画像を見てください。
    b517718b.jpg

     
    どちらも、シミュレータで動作させたときのグラフですが、一見すると上は暴れていて、下はまあまあ落ち着いているように見えます。
    一体、何が違うのでしょう。
    黄色い枠のところを見てください。
    上下でこのように表示されています。
       (上)
        RA 0.26(1.69'')
              Dec 0.29(1.88'')
     
       (下)
        RA 0.17(0.39'')
              Dec 0.24(0.54'')
     
    この意味は、赤経(RA)軸のエラー(ズレ)平均は、0.26ピクセル(1.69秒角)で、赤緯(Dec)軸のエラー(ズレ)平均は、0.29ピクセル(1.88秒角)と言っているのです。(上の場合)
     
    赤経(RA)軸でみると、上が0.26ピクセルに対し、下は0.17ピクセル、赤緯(Dec)軸に至っては、(上)0.29ピクセル、(下)0.24ピクセルと大差がありません。
     
    実はこのグラフ、角度で表示されているのです。(おそらくデフォルトだと角度表示だと思います)
    でも、ピクセルでのブレ幅は、あまり変わりません。
    そりゃそうなんです。これ、PHDのシミュレータなので、おそらく、ピクセルでのブレ幅があるていど決まっていて、それに合わせて角度を算出しているんだと思います。
     
    では、上下で何が違うのかというと、実は、PHDの設定でガイドカメラのPixelSizeを変えています。
     
    上は、私が使っているSA-49795というCCD暗視カメラのPixelSizeの6.35umを設定して、ガイド鏡の焦点距離は200mmとしています。
    下は、nexImage5を想定して2.2umを指定しました。
     
    1ピクセルに対して、どのくらいの画角が収まるのかという計算式があって、
    206/ガイド鏡の焦点距離(mm)*CCDのPixelSize(um)で求められます。
     
    これで算出すると、
      上:206/200*6.35=6.54秒角
      下:206/200*2.2 =2.26秒角
    となります。
     
    1ピクセル当りの角度(秒)が倍以上違います。
    そのため、仮に0.5ピクセル赤経がずれるということは、
    上の場合で、3.27秒角動いたってことになり、下は1.13秒角しか動いていないことになります。
     
    確かに実際のガイドで、これほどグラフが暴れているとかなり心配になります。
    本当のところ、何秒角ぐらいまでに収まれば(収めれば)良いのかが、いまだに解明できていません。
     
    以下は、同じものをピクセル表示したものです。
    e7fc133c.jpg

    上でも書きましたが、おそらく、シミュレータはほぼ同じピクセル値でうごいているので、ピクセル表示すると同じようになってしまうのではないかと思います。
     
    最初これを見たとき、PixelSizeが大きく、1ピクセル当りの角度(秒)が大きいガイドカメラの場合は、角度表示にすると多少あばれるものだと思いました。
     
    でも、それは間違いで、全くの逆です。
     
    1ピクセル当りの角度(秒)が大きいということは、それだけ動かないと1ピクセル動かないってことなので、当然、まともな追尾であればそんなにうごいたら、よりダメですよね。
     
    ってことは、上の暴れるくんグラフで0.2ピクセル動いているっていうのは、実は、ダメなセッテイング精度と同等ってことになりますね。
     
    このことから推論ですが、角度表示で上下1区画以内ぐらいに収まらなければ良い精度のセッティング(機材セッティングや極軸セッティング)とは言えないってことでしょうか。
     
    でも、セッティングが悪いからといってダメなわけではありません。
    最初の画像のもうひとつの黄色枠内に、「RA Osc:0.54」とかでてますよね。
    PHDでは、これが重要です。
    マニュアルによれば、この値の意味するところは、動いたガイド星を戻す時、行きすぎると数値が大きくなり、逆に戻しきれないと小さくなるそうです。
    要は、PHDがガイド星を補正する動作の強さが適切かどうかを表わしいて、強くもなく弱くもなく動いていると、0.5に近づくそうです。
    (ピリオディックモーションを考慮すると0.3が理想とありましたが良く分かりません)
    まあ、0.5~0.3になると嬉しい感じってことですかね。(´ー`)
     
    そして、この値が大きくなる場合は、RA:Agrの値を下げるか、Hysの値を上げるのだそうです。(小さくなるばあいはその逆)
    これで、うまく調整できれば多少のセッティング精度不足もある程度はカバーしてくれるのではないでしょうか。
    まさに、これがガイドの肝ってところでしょうかね。
     
    そうそう、ガイドカメラのPixelSizeを変更したら、必ず、詳細画面のマウントページにあるキャリブレーションステップにある計算ボタンをクリックして計算したほうがよさそうです。
    fd7f2949.jpg

    今回のテストでは、これをやった時とやらなかったときで暴れ方が違ってきましたので。(シミュレータだけかもしれませんが)
     
    結論!
    1 機材のセッティングや極軸のセッティングはやっぱり重要。
    2 ガイドカメラとガイド鏡の情報を正しく設定しないと、正しい結果(グラフ)を表示してくれないので注意。
    3 PHDはガイドソフトなので、精度が低いセッティングを直してくれるわけではない。
    4 グラフの動きが大きいことは、あくまでもセッティングや機材の精度の問題であって、PHDの追尾精度の評価にはならない。
    5 PHDの追尾精度評価は、追尾の強度(RA Oscで表示される値)である。
    6 セッティングは、機材と自分自身にかかっている。
     
    なんか、長々と書いてみましたが、なにも分からなかった気がしてなりません。
    週末の撮影会で、いろいろ試してみます。
     
    2014/10/22 追記
    ネットでPHDの情報を収集してますが、その中で、目標とするRMS値を提言していたので紹介します。
    ある程度の条件はありますが、おおむねピクセル値で0.2~0.3ぐらいを目標にするとまあまあ安定したことになるようです。
    言うのは簡単、やるのは・・・ですがね。
     
    まずは、できることからやってみましょう。
    東側荷重は当然のことながら、それも子午線こえたら反対になるので注意して、とかね。
    三脚は設置するときに体重掛けて開いて安定させる。なんてのも。。。
    みんな当たり前にやってるのかな。
    まずはRMSが落ち着いてくれれば、補正パラメタはそのあとで良いですね。

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