たじ家

さて、夜遊びはほどほどに・・・

    機材

    ん~。タイトルが重いな・・・
    そんなに考えてないのですが、以前に発足した無線化プロジェクトは、どうも中途半端に閉じてしまい、結局、今のところ無線化の実用には至ってません。
    それでも、現在は、USBケーブル1本でPCにつながっていますので、「まあ、実用的には問題ないかな・・・」などと、
     
    日和ってました。
     
    これではいかん!
    とは思ってませんが、やまぎりさんが、まだ、ガイドメラの無線化を追求していて、その熱が伝染したようで、もう一度考えてみようと思った次第です。
     
    さて、整理して考えてみると、USBデバイスサーバーによる無線化はSynscan(赤道儀)、EOSともに問題なく飛ばせましたが、ガイドカメラだけは一度認識してもすぐに見失ってしまいどうにもなりませんでした。
    よくよく調べてみると、USB規格にある転送方式に問題があり、AV関連に適した転送方法をサポートしていないのが原因のようでした。
    (ほとんどのUSBデバイスサーバーが対応してなかった)
     
    私の場合、正確にはSA-49795という、防犯用のCCD暗視カメラを使っているので、WebカメラやいわゆるガイドカメラのようにUSB出力を持っていないので、直接PCに取り込むことはできません。
     
    まあ、いうなれば一昔前だったら、ビデオカメラの映像をPCに取り込むためにビデオキャプチャ(ハードもあったしソフトでもあったな)で取り込んでいたと思いますが、それとまったく同じ方法で取り込んでいるのです。
     
    でも、今は昔と違って、USB接続できる手のひらサイズのビデオキャプチャがあるので非常に手軽になっています。
    私が使っているのがこれです。
    6dfb866e.jpg

    プリンストン PRINCETON PCA-DAV3A [USBビデオキャプチャーユニット]
     
    接続はこんな感じ。
     
    SA-49765(ビデオ出力)->(ビデオ入力)PCA-DAV3A (USB出力)ー>(USB入力)パソコン
     
     
    これを、じーっと眺めてた時です。突然、ポーンって頭に何かが降りてきました。(血管きれた?)
     
    そもそも、どこから無線化すればよいのか?
     
    今までは、「PCA-DAV3A (USB出力)ー>(USB入力)パソコン」
    の間を無線化しようとして苦労してましたが、よく見れば、「SA-49765(ビデオ出力)->(ビデオ入力)PCA-DAV3A 」の間を無線化できるんじゃない?
     
    だって、ラジコンヘリの空撮とかって映像を無線化してますよね。
     
    早速調べて見ました。
    あるわあるわ、その手のサイトには、それこそ、これでもかって言うくらい映像ワイヤレスの装置がたくさん出てきました。
    しかも、FPV(なんかラジコンヘリの空撮とかの略称?みたいですが)用は、当然ながらラジコンヘリに載せるので、省電力小型の送信機が当たり前で、周波数も、干渉を受けにくい5GHz帯のものもゴロゴロあり涎垂ものでした。
     
    これなんかは、周波数帯が5.8GHzで6,490円とびっくりする価格で、多少の接続加工が必要ですが、天文やには十分すぎるスペックではないかと思います。
     
    早速、購入・・・・とは思いましたが、最近、いろいろ出費が多く、6,490円とはいえ加工も必要だし・・・と少し弱腰で・・・
     
    なので、これはこれで置いておいて・・・と
     
    もう少し調べてみました。
    これは?
    d0bacc83.jpg

     
     
    なんか車のバックカメラをワイヤレスでモニターに接続するものらしいのですが、なんと、1,800円!!!
     
    それなりのものだとは思いますが、庶民の私は釣られてポチっとしてしまいました。
    どれほど使えるか・・・
    カスタマーレビューでは、自宅の防犯カメラに使っている方もいるようです。
     
    結果、
    SA-49765(ビデオ出力)->(ビデオ入力)送信機(無線)--
    --(無線)受信機(ビデオ出力)PCA-DAV3A (USB出力)ー>(USB入力)パソコン
    となります。
     
    これがうまくいけば、
     
    SA-49795(CCDカメラ) 11,000円
    PCA-DAV3A (ビデオキャプチャ) 2,750円
    その他アダプタ(WebCamアダプター31.7mm) 1,780円 
    ワイヤレスキット バックカメラ 1,800円
     
    で、ガイドカメラの無線化が実現できます。うまくいけばですが・・・・
    うまくいったら、みなさんも一考されてみては?
    参考情報ですが、このカメラは暗視カメラで最低照度が0.00001LUXとなっているのでかなり星が入ります。
    どの方向に向けてもガイド星に困ることはないので助かってます。
     
    機材ネタばかりで、そろそろ飽きてきました。早く撮影に行きたい・・・
     
     

    やっと。
    やっとテストできました。この間作った極軸望遠鏡にWebカメラを接続したやつ。
    ずーっと天気が悪くって、ましてや、自宅マンションの北側廊下から北極星を望むことはできるのですが、そっち方面には横田基地があるので、低い雲があるとそれはもう空がオレンジ色になるぐらい明るいのです。
     
    それで、今日は久しぶりに雲が少ない。というよりほとんどない!
    明日が仕事でなければ、間違いなく出撃するところですが、残念ながら仕事だし・・・
     
    でも、じーっと目を凝らしてみれば、廊下から北極星がチラリと光っているのが見えるじゃあないですか!
     
    今こそテストのとき。でも三脚は車の中に置きっぱなしなので、極軸望遠鏡だけ取り出して、ポルタ経緯台にくくりつけ、Webカメラをセット。
     
    カメラ画像はARPLAで表示して、ステナビの極軸パターンを透過させて重ねてみると・・・
     
    b9589a30.png

     
    すごく判りにくくってごめんなさい。。。
    赤の矢印の先の点は、極軸パターンに表示された現在の北極星の位置で、
    黄色の矢印の先にあるのがカメラに写った北極星です。
    また、この画像だと判りにくいのですが、極軸望遠鏡内のレクチルも見えてますので、中心位置を合わせるのは簡単でした。(赤道儀に入れて使うときは明視野装置でもう少し見やすいと思います)
     
    ちなみに、この画像は、極軸パターンの北極星と実際の北極星を区別するためにわざと中心をずらしてあります。
     
    そして、これが、極軸を設定した状態です。
    1691c651.png

     
    黄色の矢印の先で、パターンの北極星とカメラ画像の北極星が重なって・・・
    あれ~。ちょっとズレてるって?・・・・
    暑かったんです。。。もう汗だくで。。。これでカンベンしてください。(笑)
    まあ、テストなんでこれでお許しを。
     
    ちなみに、この方法で極軸設定は5分もかかりませんでした。
    EQ5赤道儀の極軸望遠鏡は、鏡筒ごとまわさないとならないのですが、これなら、撮影の途中でいつでも確認と調整ができますね。
     
    ついでに、こんなのも作りました。
    三脚アジャスターです。
    3e47dbee.jpg

     
    どちらも実戦配備は、23日です。・・・・・・が、天気があやしいなぁ。

    先日、我が家のエースであるEOS X2改のノイズがハンパないくらい入っていることが判明し衝撃が走りました。
    しかも世の中のX2の中でも相当下のほう、もしかしたら最下位に位置するんじゃないかってぐらいスゴイ量でした。
     
    もうこれは故障レベルですね。もしかしたら本当になにかの障害なのかもしれません。
    でも、中古で手に入れた格安カメラだし、改造も自分でやっているので修理も出せないし。。。
     
    そこで、気持ちを切り替え、2代目探しの旅へ出発しました。
    5分で発見!(はやッ)
    カメラのキタムラの中古ネットは製造番号も表示してくれているので、ノイズに強いかもって言われている、製造番号0860で始まるボディがすぐに見つかりました。
     
    早速、予約し本日近くのショップ届いていたので、パソコンもってチェックに行ってきました。
     
    まずは、シャッターカウントのチェック。4412カウント。よーし!
    次はノイズテストです。
    アイちゃんのブログで定義されている、ISO800、10分露出×2、インターバル10秒のダークを取得して、持参した初代X2の画像と見比べました。
     
    これが2代目候補の画像。
    1b5a3a59.jpg

     
    ちなみに初代様はこれです。
    67254d7a.jpg

     
    違いは一目瞭然ですね。もちろん、撮影条件もちがうのでそのまま受け取るわけにはいきませんが、それでも初代様はひどすぎますね。
     
    早速お買い上げして、先ほど、色補正フィルタとIRカットフィルタを除去して、めでたく2代目襲名を果たしました。
     
    実践デビューは、23日の予定。場所は未定。2代目の実力はいかに!!
     

    月が煌々と輝いてます。
    どうしてそんな時ばかり晴れてるんだろう・・・
     
    まあ、どうせ仕事で撮影できるわけではないので、前回の反省を踏まえて、いつでも極軸調整ができるように、またもやデジタル化を考えてみました。
     
    とかいっても、ネットでやっている人がいたので真似てるだけなんですが。。。
     
    ジャーン。秘技、ガムテ張り!
    b333a4e8.jpg

     
    もちろん、まだテスト中なんでこんな感じですが、それでも、星は写りました。
    そこに、ステナビの極軸パターンを透過して重ねると・・・
    5537a577.jpg

     
    これは室内で撮影しているので、ちょっとわかりにくいですが、透過のレベルも自在なので見やすい濃さに調整可能です。
    極軸内レクチルとあわせることで楽に導入できるかも。
    次は23日の予定です。楽しみです。
     

    突然ですが、前回でクローズしたはずのワイヤレスモニター編ですが、ちょこっとだけ続きができてしまいました。
     
    それは、つい先日のこと、
    私:「このPCの内蔵Wifiアダプタどこについてるのかわからないし、面倒なんですよね」
    やまぎりさん:「このPC、ミニPCIのハンダパターンがありますね。コネクタつければ増設できるんじゃないですか」
    私:「う~ん。さすがにハンダ付けは・・・」
    やまぎりさん:「ネットに画像がありましたよ」
    とマザーボードにWifiアダプタがついてる画像のリンクを教えてくれる
    私:「おお!そんなとこに!!!!・・・・」
     
    というやり取りがありまして、、、、、はい。もうWifiアダプタの換装がしたくって仕方がありません。
     
    早速ネットでバルクのIntelアダプタを調達して、(一番安いやつ・・・1200円!)
     
    PC割ってみました。ありました、Wifiアダプタ。
    2af30aa0.jpg

     
    早速届いた、インテルのアダプタに交換して、なにをするかといえば、
    WIDI」です。
     
    でもWIDIアダプタを内蔵したモニターなんてもっていませんので、そこは外付けのWIDIアダプターをHDMIで19インチテレビにつなげて、PCにはインテルサイトからダウンロードしたWIDIソフトウェアをインストールして、
    いざ発進!!・・・ちがった、起動!
     
    おおおおお!
    テレビに映った!!しかも早いぞ。リモートデスクトップの若干の遅れに対して、その半分以下じゃないかな。ほとんど違和感を感じません。
    9a97bba3.jpg

     
    (手前のPCモニターの真ん中のラインは液晶のせいです)
     
     
    動画の画面に映っているのはステラリウム+EQASCOMです。
    カメラのバッテリー切れで寸足らずの動画になってしまいました。
    しかも、肝心のPCと一緒に映さなかったので、よくわかりませんよね。
    時間があったらまた取り直しますのでご勘弁を・・・
         
       修正追記:
         動画を再UPしました。
    上がテレビ、下がPCです。今度はわかりやすいと思います。
    動画形式もmp4にしたのでスマホでも見られると思います。
     
    ワイヤレスキーボードは持っていないので使っていませんが、当初想定どおり、ワイヤレスのキーボード、マウス、このWIDI接続のワイヤレスモニターがあれば手軽な無線化ができることが判明しました。
     
    でも、撮影現場にこのテレビもっていくのはちょっとねぇ・・・
    ポータブルモニターって意外とお高いんですよね。。。課題があるとすれば、このためだけにモニターを買う気になるかどうかってとこでしょうか。
     
     
    リモートデスクトップ(RDP)とWIDIの比較をすると。。。
     
    接続の手軽さ:RDP=WIDI
     あまりかわらないかな。準備できてしまえばどちらもすぐに接続できるので。
    操作感:RDP<WIDI
     WIDIのほうがレスポンスが良いです。
    遠征:RDP>WIDI
     WIDIのモニターをどうするか?RDPはノート2台必要だけど。
    トータル消費電力量:RDP<=WIDI
     RDPの場合、PC×2、アクセスポイント(ルータ)が必要。
     WIDIの場合、PC×1、モニター、WIDIアダプタ。
     (消費電力は、あくまでも表記された消費電力値で判断)
     
    と、まあ、どっちもどっちの感じですね。
    ああ、なんとも中途半端な結論で終わってしまいました。申し訳ありません。
    無線化なんてやってもやらなくてもどっちでも良いことをこんなにも引っ張ってしまって申し訳ありません。
    すべては、梅雨のせいだということで、どうかご容赦ください。
     
    うわさでは、どこかで一眼レフカメラ冷却プロジェクトが発足したとかしないとか・・・
    手軽で効率の良い冷却ができるとうれしいなぁ。楽しみです。
     

    2014/7/24 追記
    チップセットですが、インテル HD Graphics系の場合、GPUの温度がかなりあがると言う情報があります。
    わたしは、HD Graphics3000ですが、確かに10分程度の接続でかなり発熱してました。ファンもフル回転していたようです。
    壊れはしないでしょうが、消費電力があがるので、私にとっては大問題です。
    やはり、widiやるには新しいハードが必要かもしれません。

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